24,000円もする高価な本を、ほぼ衝動買いしてしまった。
『管絃楽法』 (伊福部昭著、音楽之友社)
伊福部昭の音楽を好んで聴いていて、特に今年は聴く頻度が非常に多いが、伊福部先生の音楽作品以外での重要な成果の一つであるこの本も、持っていて損はないだろうと思ったのである。
まだ中味をパラパラ眺めているだけだが、これ一冊さえあれば「管絃楽法」については全て尽くされるのではないかという、充実の著作物である。
第一編では「管絃楽法概論」と題し、管絃楽の全般的性能に関する基礎的な概論が述べられ、第二編では管絃楽を構成する各楽器についての詳細な記述が楽器毎に書かれている。最後の第三編は「管絃楽の共同効果」と題し、楽器相互の関連と効果、いわゆる管絃楽としての音について詳細に書かれている。
「ある想念が音楽としての形態を取る過程(すなわち内部的音楽創作)」についての議論ではなく、あくまでも、物理学的あるいは音響心理学的な視点から論じられているのである。
ということで、じっくりとこの本を読んでマスターすれば、それなりの「知識」は加わりそうだ。
私は過去にしょうもない迷曲はそこそこ作ったけど、ちょっと腰を据えてきちんとした管弦楽作品の一つでも作りたいなと思っている。いずれ交響曲の一つくらい作ってみたい。(と、思うだけなら自由(笑))
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