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2013年04月13日21:37

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【散策・鉄道】 元町・中華街から飯能へ 

約1ヶ月前の3月16日より、東急東横線と東京メトロ副都心線の直通運転が始まり、東急、西武、東武、東京メトロ、横浜高速鉄道の5社による相互乗入れが始まった。元町・中華街と飯能を直通するロングラン運用も、1時間に1本程度設定されている。今日はそれに乗ってみようと思った。

朝のJR石川町駅に下りて、元町通りを歩く。まだ商店は一部を除いて開いていないため、人通りも少ない。このあたりは何度も来ているところだが、ついでに周囲をブラブラと歩いてみることにする。天気は快晴で、港の見える丘公園からの眺めもよい。横浜マリンタワーも東京スカイツリーに比べたら小さな塔だが、横浜山下のシンボルとして健在だ。山下公園港には「マリーンルージュ号」が停泊している。横浜めぐりの観光船だが、昼にならないと出航しない。山下公園もいたって静かである。中華街も静かで、朝の横浜はこんなに静かなところなのかと思った。昼過ぎになれば大いに賑わうだろうが、その前に横浜を出てしまう。

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(朝の元町通り)

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(港の見える丘公園から)

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(横浜マリンタワー)

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(山下公園に停泊中のマリーンルージュ号)

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(山下公園内の「水の守護神」)

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(横浜中華街朝陽門)

元町・中華街駅に向かい、深い地下ホームにおりて、9:49発の特急飯能行きに乗車する。東急の車両だ。特に珍しい光景ではないが、行先が「飯能」となっているのが、これまでと違う。渋谷を遥かに過ぎて、埼玉県の飯能まで行くのである。電車は定刻に発車した。車内はガラガラである。

みなとみらいに停まると次は横浜だ。ここで「みなとみらい線をご利用下さいましてありがとうございました」との車内アナウンスが入る。わずか7分で1社目の横浜高速鉄道はおしまいだ。予想通り、横浜で大勢乗ってきた。ここからは東急東横線だ。東横線内は特急だが、渋谷から先の副都心線は急行になると案内している。西武線内の種別や停車駅の案内はしていない。横浜方面から西武線への直通需要は、まだあまりないということだろうか。反町を過ぎると地上に出る。

菊名、武蔵小杉、自由が丘と、駅に停まるたびに乗客が増え、さすが休日の午前の東横線上り電車である。自由が丘では「各停石神井公園行きに乗換え」と案内したが、慣れればこの行先も違和感がなくなるだろう。中目黒ではかなりの下車客があり、日比谷線に乗り換える人が多い。日比谷線との直通運転は廃止されたが、東横線から日比谷線への流れは変わらず多いようだ。地下にもぐると渋谷駅だ。以前の副都心線の駅が東横線との共用駅となったもので、田園都市線とも改札内で乗り換えられるようになった。ここでほとんどの客が降りてしまった。やはり、東横線の利用客は「渋谷まで」が相変わらず多いようだが、これから新宿や池袋への客の流れが増えるかもしれない。

渋谷からは種別が急行になり、「西武線内は快速急行になる」との案内も、ここで初めて行う。休日運転のため、明治神宮前(原宿)にも停車し、新宿三丁目、池袋と停車。地下鉄線内も急行運転をすることで、速達性を確保しているが、JRの湘南新宿ラインという強力なライバルがあるためだろう。池袋を過ぎるとガラガラになった。池袋から西武線方面に行くなら、西武池袋駅から乗ればいい訳で、わざわざ副都心線に乗る人はあまりいないだろう。渋谷、新宿三丁目方面から西武線に入るためのルートだ。次は小竹向原に停まり、ここからは快速急行になって西武線に入る。小竹向原では各停川越市行きに接続している。有楽町線と副都心線、西武線と東武が相互に連絡している駅で、練馬区の郊外の駅が運行上の要の駅になっている。

小竹向原を出ると新桜台、練馬と続けて停まる。新桜台が快速急行停車駅とは驚くが、ここは東京メトロと西武線を直通する電車しか通らないから、全列車が停車する訳だ。練馬も副都心線直通の快速急行のみ停車し、西武池袋発は快速急行も急行も停まらない。練馬まで元町・中華街から59分、再び地上に出る。ちなみに小竹向原−練馬は「西武有楽町線」という線名だが、有楽町に行かない有楽町線とは変な線名である。直通相手が東京メトロ有楽町線のみならまだこれでもよかったが、副都心線にも直通するようになってもそのままだ。

午前中の下り電車なので、西武池袋線内はガラガラである。練馬から石神井公園までは西武線のわずかな複々線区間だ。石神井公園、ひばりヶ丘と、駅に停まるたびに客が下りてしまい、所沢に着く頃には空気輸送状態になっていた。所沢では「各駅に停まる飯能行きに接続しています」と言う。「各駅に停まる飯能行き」とまだるっこしい言い方をしているのは、種別が「準急」だからだろう。このあたり、各社で案内の仕方が違っていて面白い。

小手指と入間市に停まると、いよいよ終点の飯能だ。入間市付近では、まだ桜が咲いているのが見えた。このあたりは神奈川県とは気候が違うようだ。飯能には定刻の11:24に到着した。元町・中華街から1時間35分であり、意外と早く感じた。乗ってしまえばあっという間に着いてしまった感じで、直通運転による新たな人の流れも生まれそうな気がするが、果たしてどうだろう。

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(飯能に到着した東急車両の快速急行)

東横線沿線とはかなり雰囲気の違う飯能駅に下り、駅前の商店街を少し歩いて駅に戻り、駅ビル内にある中華料理店「日日香」で食事をする。「横浜中華街まで行かなくても本場の中国料理が食べられる!」というのがこの店の宣伝文句のようだが、せっかく直通運転がはじまったのに、これはないだろう。横浜方面に客が流れてしまうのを食い止めたいということだろうか。たしかに客の流れが変わると商売に影響するところもある。さっきまでその横浜中華街付近に居た訳だが、ここは飯能で中華料理を味わう。ランチタイムはバイキング形式で、調子に乗ってたくさん食べ過ぎたが美味しかった。

食事を終えて、駅の南側にも行ってみる。入間川のあたりまで行き、入間川を飯能大橋で渡り、牛久橋で戻ってきた。入間川沿いにはまだ桜が咲いていた。先ほどまで横浜にいたとは思えないような入間川の風景を眺めて、やはりこの直通運転はかなり便利になったのだと実感する。

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(飯能駅ビル)

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(飯能駅前通り)

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(入間川の桜と飯能大橋)

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(入間川の流れ)

駅に戻ると、ちょうど池袋行きの特急「ちちぶ26号」が来る時刻なので、特急券を買って池袋までゆったりと帰った。池袋までなら、副都心線直通よりも特急の方がよい。
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