https://www.imdb.com/title/tt22335734/
6/10
監督・脚本:ダニエル・マイヤー
出演:マット・トルードー、メア・スタインバーグ、T・J・ヤゴドウスキー、リチャード・コトフスキー、ケルシー・バナー、マイケル・シャノン
経営難に陥った家族経営のバーを救うため、インディアナ州の小さな町で暮らす冴えない異母兄弟(トルードーとスタインバーグ)が、地元の酒飲みで伝説的なダーツ名人(T・J・ヤゴドウスキー)をコーチに迎え、世界ダーツ選手権を目指す話。
自分はマイケル・シャノンの出演作は一通り観ておきたいと常々思っているので、本作も観てみた。
シャノンは本作でプロデューサーも務めている。シカゴ演劇界でのつながりがあり、監督・脚本のダニエル・マイヤーとは長年の友人でもあることから、この作品には単なるカメオ以上に深く関わっているようだ。
ちなみに『ポッターズビルの奇跡』(2017)も主演はマイケル・シャノン、脚本はダニエル・マイヤー。自分は2018年に観ていたが、そのときも脚本の弱さを指摘していた。
本作も、さらりとした地元愛と、主人公の一人のゲイとしての恋愛を交えながら進む人情ものではある。ただ、兄弟があまりにも安直にダーツを上達していくため、スポーツ映画としての説得力はかなり薄い。全体としては毒にも薬にもならない仕上がり。
マイケル・シャノンは、伝説のダーツ選手アリステア・ホイットマン役。冒頭でブルズアイを決める場面に約15〜20秒登場するだけで、その後、ホイットマンの息子が兄弟のコーチだったことが明かされる。
ところがポスターでは、時代設定も異なるはずのシャノンが兄弟やコーチと同じ緑のユニフォームを着て並び、いかにも主要キャストの一人のように扱われている。これはさすがに少しずるい。
マイケル・シャノンの出演作コンプリートを目指している人、あるいは相当なダーツ好き以外には、積極的にはおすすめしにくい作品。
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