Tore tanzt/Nothing Bad Can Happen
7.5/10
カトリン・ゲッベ監督
ユリウス・フェルトマイアー
サッシャ・アレクサンダー・ゲアサク
アニカ・クール
グロ・スヴァンティエ・コールホフ
ダニエル・マイケル
敬虔なキリスト教信者のトーレ(フェルトマイアー)は
信者のグループの中でも浮いた存在で、相手の暴力性を
刺激する、暴力を受けたときに信仰によって意味づけしてしまう
青年だった。
偶然知り合った一家の家長ベノ(ゲアサク)から同居
(といっても庭のテント)をするようになり、家族(一応)的
な扱いを受ける。
ベノは一家の母親の再婚相手で、母親の子ども二人のうち
サニーに虐待をしていた。トーレが咎めると、ベノの
トーレに対する虐待が始まる、しかしトーレは虐待を神の
試練として受け入れ、それをみたベノはより加虐を強めるという
加虐と信仰の正のフィードバックが回り続けるのだった。
被虐を試練と捉えた信者は
磔刑とかわらない。
苛烈な殉教譚でありながら、最後の救済をトーレの信仰だけでなく
サニーの解放にも託すところに、ゲッベ監督の視点を感じた。
信仰が勝つのか知りたくないですか。
皆にお勧めしたい現代の宗教映画。
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