暑い日が続いているが、今日は日帰りでどこかにぶらりと出かけようと思った。関東地方はあちこち出かけているが、茨城県には最近行っていないことに気付き、茨城を目指すことにした。
上野8:14発の常磐線でとりあえず水戸まで行く。2時間以上の乗車になるのでグリーン車にしたが、グリーン車を含む編成は土浦で切り離され、土浦から水戸までは5両のみになってしまう。まあ、土浦まででもゆったり出来てよかったが。
さて、県庁所在地の水戸には来たが、これからどうしようかと考えていると、「大洗行き」の文字がたまたま見えたので、大洗に行ってみることにした。鹿島臨海鉄道で水戸から3駅だ。1両だけのディーゼルカーに乗って、16分ほどで到着する。大洗は初めてではないが、以前は友人とあんこう鍋を食べた記憶しかない。何十年も前の話だ。今日は、大洗の町をゆっくりと散策しようと思う。
(大洗に到着した鹿島臨海鉄道)
(大洗駅)
駅からまっすぐ海の方に向けて歩くと、大洗マリンタワーがある。折角だから登ってみよう。エレベーターで60m登ると展望階だ。大洗の町が見渡せる。近くには大洗港フェリーターミナルがあり、ここから北海道の苫小牧までのフェリーも出ている。一度このフェリーにも乗ってみたいものだ。
(大洗マリンタワー)
(マリンタワーからフェリーターミナルを眺める)
マリンタワーを出て少し歩くと、「めんたいパーク」なるものが見えてくる。これは「かねふく」の工場と製品販売所を兼ねた施設で、明太子に関する説明パネルも充実していて、明太子博物館のようでもある。中も結構賑わっていて、ここにこんなものがあるとは知らなかった。
(めんたいパーク)
さらに少し歩くと、大洗漁港に出る。魚市場もあり、海鮮料理のお店も軒を連ねている。ここでちょうど正午を知らせる合図があり、これはここで食事をするしかないだろう。どの店でもいいが、適当に目に付いた「海鮮どんぶり亭」に入る。海鮮丼を注文すると、予想以上に量があり、大満足であった。値段も安くはないかもしれないが、この内容ならリーズナブルだろう。
(海鮮どんぶり亭)
(大洗漁港)
漁港を通り過ぎてしばらくすると大鳥居が現れる。大洗磯前神社だ。もちろんお詣りする、斉衡3年(856年)に、突如海が光り、この地に御降臨、「我は大奈良母加・少比古奈命なり」と仰せられ、ここに神社が創建されたとのことである。以降現在に至るまで篤く信仰されている。写真などで有名な神磯の鳥居は、神社から海側に降りたところにあり、日の出の時刻には神々しい眺めになるようだ。
(大洗磯前神社の大鳥居)
(大洗磯前神社の拝殿)
(神磯の鳥居)
ついでに、近くにある海洋博物館でも見学しようと思ったら改装工事中、大洗美術館は本日休館日と、こちらはダブルで残念だった。
適当に街中をブラブラ歩きつつ駅に戻る。漁港の前の道から一本ずれた道は、住宅や商店が並び、観光客は通らないようなところだが、むしろこういう町の雰囲気が好きである。いかにも漁港近くの町という感じで、地元の生活が根付いている場所である。
大洗駅に戻り、駅舎内で少し休息する。実はかなり暑かった。汗が吹き出している。水戸に戻るか鹿島神宮の方に出るか迷うが、水戸−大洗は本数も多いのに対し、鹿島神宮の方は本数が激減する。これでは水戸に戻った方がいい。来た列車も大洗始発の水戸行きだ。車体には「ガールズ・パンツァー」とやらの絵が描かれているが、そういえば大洗の町の至るところで「ガールズ・パンツァー」の文字や絵を見かけた。アニメか何かなのだろうか。そのあたりは全く疎いが、大洗と関係があるのだろうか。
水戸駅に戻り、駅ビル内で少し過ごしたあと、東京に帰ることにした。帰りは特急「ときわ74号」に乗車した。普通なら2時間以上かかかるが、この特急なら1時間20分で着く。(特急「ひたち」だったらもっと早い) 外は猛暑ではあったが、大洗の町を楽しんだ一日だった。
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