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2026年04月18日21:02

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【音楽】 東京都交響楽団演奏会 @東京芸術劇場

今日の午後は、池袋に東京都交響楽団の演奏会を聴きに行った。
プログラムは次のとおりである。
   
 ・プ−ランク:バレエ組曲「牝鹿」
 ・イベ−ル:フル−ト協奏曲
 ・イベ−ル:交響組曲「寄港地」
 ・ドビュッシ−:交響詩「海」

   指揮:ピエ−ル・デュムソ−/フル−ト:松木さや
   会場:東京芸術劇場 (14:00 開演)

フランス音楽特集である。まずは、プーランクの「牝鹿」から始まる。バレエ音楽を5曲から成る組曲にしたものだが、これは実に楽しい組曲である。「牝鹿」とは動物の鹿ではなく、「若い娘」を意味している。16人の若いピチピチギャルが、3人のイケメンたちとわちゃわちゃしているというような様子を描いた音楽だし、かしこまって聴くような音楽でもないと思うので、そんな感じで聴いていた。指揮者のデュムソーも、そんなノリで楽しく振っていたように見えた。でも、会場のほとんどは神妙な顔して「クラシック音楽」を聴いているように見えたなあ。私としては、実に楽しい演奏会のスタートであった。

続いては、イベールのフルート協奏曲だ。フルート独奏の松木さやは都響の首席奏者で、いつもはオーケストラの一員だが、今日はソリストとしてオーケストラと共演だ。この曲を生で聴くのは久しぶりだが、松木のフルートも、当然ながら気心知れたオーケストラとも融合して、素敵な演奏だった。とにかくフルートが激しく動く第1楽章、深い響きを聴かせる第2楽章、リズムが複雑に変化する第3楽章と、各楽章で違った表情があり、フルートの魅力を伝える名曲だと改めて感じた。

休憩のあとはイベールの「寄港地」だ。この曲は、地中海に面したローマ、チュニス、バレンシアの3つの土地を描いたものであるが、これもそれぞれ表情が違って面白い。1曲目の「ローマ」は、なんとなく最初の方がドビュッシーの「海」に似た雰囲気があるようにも感じる。ローマという都市の喧騒の部分もあるが、やはり海の音楽なのだろう。「チュニス」オーボエが奏でるエキゾチックなメロディーが印象的である。そして最後はスペイン舞曲で大いに盛り上がる。

最後はドビュッシーの「海」である。この曲の話となると、北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が必ず出てくるが、同じ絵を見ても日本人とフランス人では感じ方も違うのだろうなとは思う。そういうわけで、これはフランス人のイメージする海だと思って聴くと、やはり1曲目の「夜明けから正午まで」は実に見事な描写である。演奏も結構ダイナミックであった。最後の方は大きく盛り上げていく感じが素晴らしいと思った。

今日は楽しい曲ばかりの、素敵な演奏会だった。
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