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2026年02月21日21:28

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「ツーリスト・ファミリー」

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〜スリランカでは26年におよぶ内戦と経済破綻により多くの国民が貧困に陥り、隣国インドへの経済難民が増加していた。夫ダースと妻ワサンティ、息子のニドゥとムッリの4人家族は母国での困窮生活に見切りをつけ、夜に紛れてインドに密入国する。ワサンティの兄の助けもあり州都チェンナイにどうにか居を定めた彼らは、身分を偽り、言葉で素性がばれないように近所との接触を避けながら新生活を送りはじめる。しかし素朴で人懐っこい彼らは、狭い町内でさまざまな出来事に巻き込まれ、いつしか周囲の人々と交流を持つようになっていく。そんな中、一家はテロ事件を追う警察から疑いの目を向けられてしまう〜<映画.comより>

新人監督アビシャン・ジービントによる、低予算作品ながら口コミで評判を呼び、インドで大ヒットを記録したという作品です。
冒頭に「この映画は不法移民を推奨する意図はない。不法移民は許されないことである」というメッセージが出るのは、そうしないとお上が公開を許さないのではないかと思いました。
今、世界中の多くの国が、不法移民への扱いに頭を悩ませているのですから。

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しかしそうした深刻な問題はさておき、ダースの一家は、チェンナイで新しい生活を彼ら流に繰り広げるのです。
妻の兄から、喋ると訛りでバレるから、近隣の住民と一切関りを持つなと忠告されるのに、人懐っこい彼らはどんどん親しくなっていく(長男二ドゥ以外)。
インドでは言葉どころか、ターバンの巻き方、サリーの質や着こなし方で、一目で出身やカーストまで分かってしまうというのに。

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序盤で道に寝っ転がっていた酒浸りの青年が終盤また出て来て、近所の集会で見事なスピーチをするのですが、観賞後、それを演じたのがジービント監督と知ってビックリ。
インド警察の暴力や賄賂の横行についても漏れ聞きますが、本作にも出て来た署内での容疑者への酷い暴行、あれは社会批判なのかしらん?
長男二ドゥの悩みの元凶、元カノの結婚式の動画は、あれは本当に楽しそうにしか見えず、そしてそれを見たダースもその妻も笑いをこらえているようにしか見えませんでしたが、あれはギャグ?
どんなに深刻に見える問題も、見方を変えれば笑えるというメッセージ?
インド映画らしいご都合主義の展開も多々ありますが、暖かい人情映画です。
ホッコリさせて頂きました。

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公式HP https://spaceboxjapan.jp/touristfamily/
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