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2025年08月02日17:43

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「私たちが光と想うすべて」

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ムンバイで働く看護師プラバと年下の同僚アヌはルームメイトだが、真面目なプラバ
と陽気なアヌの間には心の距離があった。プラバは親が決めた相手と結婚したものの、ドイツで仕事を見つけた夫からはずっと連絡がない。一方、アヌにはイスラム教徒の恋人がいるが、親に知られたら大反対されることがわかりきっていた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァディが高層ビル建築のために自宅から立ち退きを迫られ、故郷である海辺の村へ帰ることになる。ひとりで生きていくという彼女を村まで見送る旅に出たプラバとアヌは、神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、それぞれの人生を変えようと決意するきっかけとなる、ある出来事に遭遇する〜(映画Comより)

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去年のカンヌ映画祭で、インド映画として初のグランプリ受賞。
冒頭、インド第2の大都市ムンバイの雑踏、(日本と比較にならない)人混み、高層ビルと貧民窟、匂いと湿度が感じられるような画面が続きます。
インドを旅行した身としては十分に納得できる、あのゴミゴミとした猥雑さ。
そうした中で3人の女たちは必死に生きているが、アパートは狭く、社会や親の価値観に縛られ、一人はアパートを追い出されそうになっており、どうにも生き辛そうなのです。

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残念ながら、この映画は分かりにくい。
起承転結がハッキリしないし、大事件が起こるわけでもない。
後半、3人が行った海辺の町で、プラバが命を救った溺れた男性、てっきりプラバの夫かと思いましたが、あの夫婦のようなやり取りは彼女の幻想だったのですね。
しかしあそこでプラバが、心の中で夫にようやく決別できたのはよかった。
ラスト、プラバとパルヴァディがアヌの異教徒との交際を認め、海辺の屋台のようなカフェにカラフルな豆電球が灯るシーンは、なんともあたたかく心に染みます。

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高層マンション建設中の工事現場に、金持ちそうな男女がほほ笑む写真に「階級は特権です(Class is a privilege)」という文言が付いた大きな看板が立っており、プラバとパルヴァディがこっそり石を投げつけるシーンには驚きました。
カーストは、建前は違法であるのに、今も堂々とそんな看板があるとは…
原題は「All We Imagine as Light」。

公式HP https://watahika.com/
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