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2025年01月22日20:05

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【散策】 川崎河岸支線廃線跡

JR南武線は川崎と立川を結ぶ本線と、尻手と浜川崎を結ぶ支線があるが、これ以外にもかつて支線が存在していた。それが矢向と川崎河岸を結んでいた貨物支線だ。1927年に川崎−登戸間で開通した際に、同時に貨物支線も開通した。旅客列車のターミナルが川崎駅なのに対し、川崎河岸駅は貨物ターミナルであり、宿河原あたりで採取した多摩川の砂利をここに運んでいたのだ。同支線は1972年に廃止された。

地図を見るとこの貨物支線の跡が分かりやすい。廃線跡がほぼ「さいわい緑道」になっているのだ。その廃線跡の緑道をたどってみることにした。

矢向駅で下車する。南武線唯一の横浜市内の駅だ。残念ながら横浜市内では廃線跡は明確でない。おそらくマンションなどがあるあたりに線路があったのだろうが、はっきりと分かるものはない。しかし、川崎市内に入った瞬間「さいわい緑道」が出現して、以降は川崎河岸駅のあった場所まで緑道が続くのである。

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(さいわい緑道の起点付近)

緑道には汽車の絵を描いたタイルが貼られていて、ここが鉄道線路跡だということをさり気なく示している。

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(さいわい緑道のタイル絵)

さらに進んでいくと「やすらぎの道しんめい」の文字もある。「さいわい緑道」の別名なのだろうか。「しんめい」というのは、幸区神明町のことである。さらにいくと南河原公園がある。

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(やすらぎの道しんめい)

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(さいわい緑道を進む)

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(南河原公園)

さらに進んでいくと、鳩たちが日向ぼっこをしていた。

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(さいわい緑道を進む)

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(緑道の鳩たち)

ここまで来ると終点も近い。貨物ターミナルがあったことを明確に示す遺構は見当たらないが、急に幅が広くなり、このあたりに線路がたくさんあったのだろうと想像できる。かつて貨物ターミナルのあった場所も、高齢者の方々がゲートボールに興じているという長閑な光景であった。すぐ先は多摩川だが、高層マンション等があって見えにくい。でも少し移動すると多摩川や、そこを通る鉄道橋なども見える。

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(川崎河岸駅のあったと思われる場所)

川崎河岸駅跡地から川崎駅までは徒歩で15分くらいである。川崎勤務から引退して、川崎駅周辺に行くのはミューザ川崎くらいになったが、少し川崎に近いところを歩いてみたという訳である。
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