今年最初のコンサートである。青砥にラスベート交響楽団の演奏会を聴きに行った。
プログラムは次のとおりである。
・グラズノフ:交響曲第1番
・チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より
指揮:小久保大輔
会場:かつしかシンフォニーヒルズ (13:30 開演)
ラスベート交響楽団は、グラズノフの作品をメインに演奏しているアマチュアオーケストラであり、交響曲は本日で全曲を2回は演奏したことになるらしく、こんなオーケストラはプロを含めても日本には他にないだろう。交響曲以外の作品も含めて、毎回プログラムはにグラズノフの作品が入っており、私もこれまでも何度か聴きに行っている。
前半はそのグラズノフの交響曲第1番だ。このオーケストラの演奏会にはよく行っていることもあり、グラズノフの交響曲は結構聴いているが、毎回行っている訳ではないので、第1番を生で聴くのは初めてだと思う。グラズノフの16歳の時の作品だそうで、素朴な味わいはあるものの堂々とした第1楽章は、新年早々に聴くのにふさわしいかもしれない。やや哀愁を帯びたような第3楽章も素敵である。グラズノフの作品に思い入れのあるオーケストラだけに、演奏は要所をしっかりと抑えているようで好ましい。余計なことはせずに素直に作品の良さをきちんと出していると思う。
休憩のあとは、「白鳥の湖」だ。全曲ではなく「ラスベート・セレクション」として、抜粋した演奏である。ストーリーの順を追って流れが分かるようにしつつ、90分ほどにしたものである。しかも、ステージ後方に1〜2行の「解説字幕」を投影しながらの演奏で、これならばどういう場面の音楽なのか、よく分かる。これはいいアイデアだ。全曲中で最も有名な「情景」のメロディのオーボエソロも良かったが、プログラムの解説や字幕を書いたのもこのオーボエの方のようである。今日の主役だね。オーボエ以外の他の楽器も、ソロでの聴かせどころも満載で、超有名なバレエ音楽だが、改めてストーリーの流れとともに音楽を楽しみながら、充実した90分であった。
新年早々の演奏会は、十分に楽しめた。
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