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2024年06月07日22:28

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【散策】 ものづくりの町 燕三条

今日は金曜日だが、仕事が休みの日なので、どこかに出かけようと思った。なんとなく燕三条に行きたくなり、東京駅発7:48の上越新幹線「とき305号」に乗車した。車内はほぼ満席だった。熊谷と本庄早稲田のみ通過し、あとは各駅に停まる。燕三条で下車する。この駅で降りるのは初めてだ。

上越新幹線の燕三条駅は、駅の設置場所をめぐって燕市と三条市で激しい誘致合戦が繰り広げられた結果、両市の境界上に設けられることになったが、今度は駅名を「燕三条」にするか「三条燕」にするかで争いが生じた。北陸自動車道のインターチェンジを「三条燕」、上越新幹線の駅を「燕三条」とすることで、ようやく決着したのである。そんな訳で因縁のライバル関係にあるような両市だが、それぞれ「ものづくりの町」として発展してきた経緯があり、なんだかんだで今は仲良く(?)協力しているようでもある。「燕三条」という両市を一体化したような言い方も、新幹線の駅が出来て以降のことだろう。

そんな訳で燕三条に来たが、実は新幹線開通前に燕市にも三条市にも来たことはある。今日の目的はあくまでも「燕三条」である。両市の境界にある駅であり、駅出口も「燕口」と「三条口」がある。東口と西口というような言い方はしない。両市の市街地の中心に近い駅はそれぞれ別にあるので、燕三条駅周辺は、やや寂しい感じだが、両方とも駅前に駐車場は整備され、ホテルや店なども多少はある。店は燕口側の方が多い印象だ。「イオン」も燕側にある。店は大体「燕三条店」となっており、燕なのか三条なのかはどちらでもいい、ここは燕三条なのだと言う感じである。

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(燕三条駅の燕口)

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(燕三条駅の三条口)

ここに来て行きたいと思っていたのは、燕三条地場産センターだ。案内地図を見ると燕口から行った方がよさそうだ。燕口を出て少し歩くと、地場産センターに到着する。実は、そこに向かう道は両市の境界線が複雑に入り組んでいて、この地場産センターも境界上に建っているのだ。どちらか一方の市に寄せることがないように、うまいこといい場所を選んでいる。燕は洋食器、三条は刃物をはじめとする金物の製造で有名で、それぞれの市で作られた品の数々が展示され、物産館では販売もされている。いずれも職人の匠の技というべき品であり、見ているだけで飽きない。値段もそれなりに高いが、うちで使っているような安物とは、やはり違うのである。いいなと思った品はいくつかあったが、買ってしまうとあっという間に数万円飛んでしまうので、今日は見るだけにする。

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(燕三条地場産センター)

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(地場産センター内の展示コーナー)

しばらく見たあと、駅に戻る。他には行きたいところもないが、すぐに新幹線で帰るのではなく、久しぶりに弥彦線に乗ろうと思う。しかし、上下とも次の電車まで1時間以上あるので、正午には少し早いが食事をすることにする。先ほど地場産センターに行く途中で見かけた美味しそうな蕎麦屋があったので、そこに行くことにする。小嶋屋総本店である。新潟県といえばへぎ蕎麦だが、これは魚沼地方発祥の蕎麦で、つなぎに布海苔という海藻を使っており、独特の風味がよいのである。旬彩天へぎを注文する。天麩羅は藻塩、抹茶塩、梅塩の三種類で食べるということらしい。蕎麦はもちろん美味しかった。

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(小嶋屋総本店)

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(旬彩天へぎ)

駅に戻ると、来た時は10:00前だったので開いていなかった「燕三条Wing」が開いていたので、そちらも覗いてみる。中は地場産センターと同じで、洋食器や金物の展示と販売である。

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(燕三条Wing)

さて、ようやく弥彦線がやってくる時刻が近付いたので、弥彦線ホームに行く。ここでも普通にSuicaが使える。ホームは1面のみで、電車はE129系の2両編成だ。吉田行きが先にくるので、吉田に行くことにした。燕、西燕と停まり、吉田で下車する。吉田は越後線と弥彦線の接続駅で、それなりの規模の駅である。越後線まで時間があるので、改札の外に出てみると、駅前もかつては栄えていたような雰囲気である。「かつては」というのは、ほとんどの店がシャッターが下りていて、人通りがほとんどないのである。地方都市にありがちな光景だろう。吉田町も合併により今は燕市内となっており、買い物客は燕三条駅近くのイオンに流れてしまったのだろうか。

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(燕三条にやってきた弥彦線)

駅周辺を少し散策して、吉田から越後線で新潟に向かう。4番線から発車するが、これはさっき燕三条から乗ってきた車両が、そのまま越後線の新潟行きになるようだ。新潟駅に近づくにつれて、車内がだんだんと混み合ってくる。吉田からは1時間に1本しか出ていないが、内野からは本数も3倍になる。新潟駅でおりると、急に大都会に来たような気がしてしまった。駅自体は高架化工事も完了したようだが、駅前はまだ工事継続中で、駅を出てから少し遠回りをしないと出られない。あとは新潟市内を適当にブラブラする。新潟市といえば万代橋で、これを見ないと新潟に来た気がしない。市街地の中心は万代橋を渡った先である。

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(越後線の新潟行き (吉田にて))

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(新潟の万代橋)

あとは適当に散策して駅に戻り、夕方の上越新幹線で東京に帰った。
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