久しぶりにCDを購入した。
●フローレンス・プライス (1887-1953)
・交響曲第3番
・ミシシッピ川
・アメリカにおけるエチオピアの影
ジョン・ジーター 指揮ウィーン放送交響楽団 (2020、2021録音、Naxos)
フローレンス・ベアトリス・プライスは、アフリカ系アメリカ人女性作曲家として初めて国際的評価を受けた人ということだが、実は先月のコンサートで聴くまでは名前すら知らなかった。そのコンサートで演奏された「アメリカにおけるエチオピアの影」が楽しめたので、それが入っているCDを購入したものである。もちろん、それ以外の収録曲は初めて聴く。交響曲第3番は、雰囲気のある序奏に始まり、なかなかの充実した曲だと感じた。アフリカ音楽の雰囲気も取り入れているという。第3楽章のJubaがそうなのだろう。十分に楽しめる曲ではある。「ミシシッピ川」も「アメリカにおけるエチオピアの影」も、アメリカにおける黒人の歴史を織り込んだ作品ということだが、そういう背景から想像するような暗く重い曲ではなく、明るい音楽になっているのがいい。でも、「アメリカにおけるエチオピアの影」は先日の演奏会で聴いた時の方が良かったかな。
●フローレンス・プライス (1887-1953)
・演奏会用序曲第1番
・演奏会用序曲第2番
・交響詩「オークの歌」
・交響詩「オーク」
・コロニアル・ダンス
・舞踏組曲
ジョン・ジーター指揮 ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
(2022録音、Naxos)
プライスの作品が収録されたCDをもう1枚。こちらはいずれも全く初めて聴く曲である。やはり、アフリカ音楽のリズムや黒人霊歌を取り入れているということである。2つの「演奏会用序曲」は、なかなか華やかなオーケストレーションで、アメリカらしいハリウッド映画音楽の雰囲気も感じるような作品といえそうだ。「オークの歌」と「オーク」は、適度な盛り上がりはあるものの、しみじみとした雰囲気で、心地よい音楽である。最後の方に入っている舞曲は、アフリカ音楽由来の作品なのだろうか。リズムが躍動する音楽だ。
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