mixiユーザー(id:547825)

2022年09月01日17:48

212 view

飛行少年の夢

フォト


「からすのパンやさん」「だるまちゃんとかみなりどん」、息子たちに何回読み聞かせたかわかりません。
パン屋のからすの夫婦に4羽の子供が生まれ、夫婦は慈しんで育てます。
しかし子育てに忙しくてパン焼きがおろそかになり、失敗作が次々と。
その失敗パンを子供たちのオヤツに与えると、それが子供たちの友達の間で評判になり、
子供たちのアイデアも取り入れた新作パンが次々に登場、パン屋は大繁盛したという話。
このパンがいっぱいのページでは、幼い息子たちは大喜びしたものです。

フォト


こんな優しい絵本を描いた著者が、東大出の工学博士とは知りませんでした。
1926年生まれのかこさとし氏は子どもの頃、飛行機が大好きな飛行少年で、軍国主義の時代背景もあり、航空士官になるのが夢だったようです。
しかし近視のせいで受験も叶わず、大きな挫折を。
高校生になった氏は学徒勤労動員となって工場に住み込みで働き、空襲、食料不足などで
散々苦しんだのだそうです。
その後、東大理工学部から昭和電工に入社、研究として働きながらセツルメント活動に精を出し、貧しい子供たちに紙芝居などを作っていたのですって。
それが高じて絵本作家になったのですね。

フォト


”子どもたちは、ちゃんと自分の目で見て、自分の頭で考え、
自分の力で判断し、行動する賢さを持ってほしい。
その手伝いをするのなら、死にはぐれた意味もあるのかもしれない”
かこ氏の言葉です。
会場には、からすのパン屋さんの、実物大のカラスやパンが並べられていました。

フォト


かこさとし展 https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_kako/

34 38

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年09月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930