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2019年05月05日20:44

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【雑記】 昭和40年代の子供の遊び

今の子供は、外でどのような遊びをしているのか詳しくは分からないが、私が小学生の頃の昭和40年代とはだいぶ違うのではなかろうか。当時はモノもなかったが、特別な道具などなくても、みんなで楽しく日が暮れるまで遊んだものだ。

思いつくままに、記憶を頼りに当時の遊びを書いてみる。このような遊びはローカルルールがあり、地方によっては全く違ったものだったり、そもそも全国区でない遊びもあったりするだろうが、当時の町田市鶴川の子供たちが遊んだものである。


【カカシ】
地面に三角の傘、丸い頭、四角の胴体と両手からなる、カカシのような図形を描く。まずは1段目(一番手前)の四角の中に小石を投げ入れる。そこに入らなかったら、いきなりアウト。きちんと入れられた人は、石の入ったマスを飛ばして、ケンケンパッパ、ケンパ、グルリと回って、パッケンパッパ、ケンケンと戻る。ケンケンは片足飛びである。足がマスからはみ出したり、石の入ったマスを踏んだらアウト。うまく戻ったら、次は二段目に小石を投げ入れる。失敗した人の小石は一段目のまま。同じように、石の入ったマスを飛ばしてケンパする。先に傘まで石を運んだ人が勝ち。ゲームが進むに連れ、石の入ったマスがあちこちに出来るので、それを避けるためにかなりの幅跳びをする羽目になることもあり、大体最後まで行かずに終わる。

【カンケリ】
カクレンボの一種。必要な道具は空き缶1つ。所定の場所に立てた空き缶を鬼以外の誰かが思い切り蹴とばし、鬼は足だけを使って元の場所に空き缶を戻す。その間に他の人は隠れる。鬼が見つけると、見つけた人の名前をコールして缶を踏めば成立。全員が見つかったら、最初に見つかった人が次の鬼となる。ただし、まだ捕まっていない人が空き缶を蹴ると、それまで捕まった人も全員解放となり、最初からやり直しとなる。鬼は、他の人を見つけるとともに、空き缶も守らなければならない。まだ捕まっていない人は、見つからないように空き缶に近づき、蹴ると「仲間」を解放出来るので、この駆け引きがある。空き缶を蹴ったつもりがかすっただけでその場に倒れ、鬼はすぐに缶を立て直して逃げ遅れた全員を一瞬で「見つけた」なんてことも。

【田んぼ】
鬼ごっこの一種。地面に正方形を描き、真ん中に十字の「畦道」を描く。鬼は畦道の外に出てはいけない。鬼が指定した方向と数(「右回りに7周」など)だけ、鬼以外の人が田んぼの中を走り回る。鬼にタッチされたらアウト。田んぼの外に出てもアウト。全員が無事走り切れば鬼の負け。完走する前に全員アウトになれば鬼の勝ち。田んぼの外に出てはいけないが、直接地面を踏まなければ「空中」とみなし、最後の一人になると、田んぼの近くの木に登ったり、公園の柵の上を歩いたりして、延々と追いかけっこが始まるが、大抵行き止まりになったり、地面を踏んだりして、こうなると鬼が勝つことが多い。100周だのと無茶な数は指定せず、12周以下(か、そのくらい)の数字というのが暗黙のルール。左周りの8周を「バカのタコ」といい、しばしば使われた。

【色鬼】
これも鬼ごっこの一種。鬼が指定した色に触れていれば安全。触れていなければ、すぐに捕まる。鬼が「赤」と言ったら、すばやく周囲の赤いものを見つけなければいけない。鬼は、そこにない色を言えばかなり有利だが、大抵の色はあるものだ。自分が身に着けているものは不可だが、他人の服ならよい。たまたま鬼の指定した色の服を着ていたが、周りには見当たらないので、その服を素早く脱いでそれに触るという手もある。テレビなどで聞きかじった「亜麻色」だの「浅葱色」だの「萌黄色」だの、鬼自身も実はよく分かっていないような色を指定して、あっという間に鬼の勝利ということもあった。


他にも多々あるが、道具を必要としない遊びとして、まずはこんなところで。また思い出したら続きを書くかもしれない。

今の子供たちは、こんな遊びは知らないかな。
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