最近購入したCD2枚。
●マグヌス・リンドベルイ (1958- 、フィンランド)
・時は過ぎ行く(Tempus fugit)
・ヴァイオリン協奏曲第2番
ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団/フランク・ペーター・ツィマーマン (Vn)
(2017録音、ONDINE)
先日10/20の演奏会で初めて聴いた「Tempus fugit」を、1回限りでなくもっと聴きたいと思い、購入したCDである。リンドベルイのCDは数枚持っているが、あまり積極的に聴いていなかった。しかし、生演奏で聴くと素晴らしさが分かり、その作品を録音でも聴きたくなったのだ。もちろん指揮はリントゥである。演奏会の感動を思い出しながら、細部にわたって改めてじっくりと聴くと、また発見がある。タイトルと音楽の関係は正直よく分からない(音楽を聴いて「時は過ぎ行くなあ」と感じる訳ではない)が、音楽そのものは実に密度の濃い作品であると思う。ヴァイオリン協奏曲も第1番しか聴いていなかったので、こちらも初であるが、なかなか素敵な作品だと思う。カデンツァを含む第2楽章が実演で聴くと映えそうな、この曲の聴きどころか。
●ヴィルヘルム・ケンプ (1895-1991、ドイツ)
・フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための四重奏曲
・ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重奏曲
ラロ四重奏団 (2017/2018録音、Brilliant)
ケンプといえば、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームスなどを主なレパートリーとしたピアニストであったが、作曲家としても作品を少なからず残している。しかし、ケンプの作品を録音したCDは、ピアノ作品集が数種類出ていたくらいだった。今回室内楽集のCDが新規に発売されたので早速購入した。ケンプの得意とするドイツ古典〜浪漫音楽の雰囲気に近い作品で、特に三重奏曲はブラームスに似た雰囲気も随所に感じられる。2曲とも聴いていても肩の凝らない、スッと耳に入ってくるような曲で、なかなかの佳作だと思う。ケンプの演奏はかなりのCDを集めたが、作曲家としてのケンプの作品も、もっと「発掘」されることを願う。
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