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2018年05月15日21:47

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【散策】 茨城県坂東(岩井)

先日の休日出勤の代休のため、本日は休み。(5月に、予定も含めて計3回休日出勤だが、あと2日も「代休」取れるかな?) 天気も良いので出かけることにした。目的地は茨城県坂東市だ。全国各地を歩き回っていて、訪問した都市(○○市となっている自治体)も多い。関東地方はほぼ全市訪問しているが、未訪問の都市が茨城県にだけ集中している。神奈川県民にとって、茨城県は関東地方の中では一番辺鄙な県であるが、鉄道の通っていない(かつて通っていたのもある)都市が多いというのも、茨城県都市訪問がなかなか全市制覇できない要因のひとつだ。坂東市も、そんな鉄道の通っていない都市だ。岩井市と猿島町が合併して坂東市になったが、合併以前から岩井市という「市」であり、鉄道が通っていないのに、それなりの規模はあるのだろう。

鉄道路線があれば行き方は調べるまでもないが、バスに頼るとなると事前調査が必要だ。水海道駅あたりからバスがありそうだと調べる。たしかに存在はしたが、なんと4月になって廃止になったという。守谷駅からもバスがあることは分かったが本数が少な過ぎる。結局、野田市駅前から出ているバスが本数が多い(といっても1時間に1本だが)と分かり、まずは野田市に向かうことにした。坂東市の入口が千葉県野田市とは予想外だった。常磐線で柏に行き、東武野田線で野田市に向かう。少し前は旧型電車がうなりをあげていた路線だったが、新しい車両が走っていて、野田線も雰囲気が変わった。野田市のあたりは高架(複線化も?)工事をしていて、さらに変わりそうだ。

野田市駅前からは岩井車庫行きの茨急バスに乗る。「いばきゅうバス」という。「いばらきゅうバス」ではないらしい。茨城は「いばら」+「き」で、「茨」は「いばら」なのにと、つまらないことを考える。客は自分を入れて4人だけ。このまま行くのかと思っていたら、愛宕駅で10人くらい乗ってきた。しばらく野田市内を走り、利根川を渡ると茨城県坂東市だ。常磐線以外で利根川を超えるのは個人的に珍しい。坂東市内に入り、やがて市街地に入ると、だんだんと客が降りていき、岩井警察署前でとうとう自分1人だけになった。特に目的の場所はないので、とりあえず終点の岩井車庫まで行った。市街地を抜けたところに車庫がある。市街地は、バスの車内から見たところ、思ったよりも栄えていて、鉄道のない都市らしくない(?)。

岩井車庫から今来た道を少し戻ると、「坂東市総合文化センター」と書かれたゲートが見えるが、その先にあるのは鵠戸の森だ。何があるのだろうと行ってみると野球場があった。さらに行くとテニスコートだ。ここはスポーツ施設のようだ。ようやく建物が見えて、岩井公民館/総合体育館とある。公民館の中に入ってみると、ここが市の文化活動の場のようだ。しかし、平日の午前とて誰もいない。掃除のおばさんだけがいたが、こんなところに用もなく入っていると、不審人物に思われそうだ。

再びバス通りに出て、市街地の方に向かう。市街地の北に位置するのは「とりせん」だ。「とりせん」があると、ここは北関東なのだなと実感する。平屋ながら店内は広い大型スーパーだ。市街地の通りは「あい・モール」という名前が付いているらしい。しかし看板は「ここは岩井市岩井」と、旧市名のままだ。高層ビルはなく、この商店街はいい雰囲気だ。どこかで似たようなところがあったぞと既視感が襲うが、おそらく錯覚だろう。意味もなく歩いていると、今度は「ヨークタウン」というところに着いた。ヨークベニマルを核とする広大なショッピングモールであるが、何よりも駐車場の広さに驚かされる。しかもかなり車で埋まっている。鉄道もなく、バスの便も少ないという、坂東(岩井)の公共交通機関の事情を反映している。ここはマイカー天国なのだ。「ヨークタウン」内を適当に眺めつつブラブラしていると、昼近くになった。この「ヨークタウン」の一角にある「FLYING GARDEN」という店に入る。店名よりも目立つ「爆弾ハンバーグ」の文字に釣られたのだ。爆弾ハンバーグといっても250g、大したことないなと思っていたら、かなりお腹いっぱいになった。若い頃とは違うことを痛感する。

さて、このあとどうしようか。バスの時刻表を見ると次は50分後だ。市街地の方に戻っても仕方ないし、来る途中のバスで気になった自然博物館なるところにでも行ってみようかと思う。バスを待っても歩いても時間は変わりない、1時間弱で着くだろう。バス通りをひたすら歩く。商店街から外れても住宅や工場はあり、やはりそれなりの人口が住む都市であるようだ。自然博物館入口のバス停前に着くと、ちょうどバスが着いた。大雑把に感覚的な時間見積もりをしたのに、測ったように正確で、自分でも感心する。

さて、バス停の名前が「〜前」ではなく「〜入口」なのが気になるが、そのとおり、ここから約1kmもさらに歩かなくてはならない。(正確には950m) 歩いていくと、「本当にこちらで合っているのか」と不安になる頃、ようやく「茨城県自然博物館」の正門が見えた。しかし、門を入ると広大な公園。博物館はさらに奥だ。さんざん歩かされる。ようやく着いて、740円の入場券を買って中に入る。

博物館の中は、宇宙の成り立ち、地球の生い立ち、恐竜や、現在の生物など、見ていて飽きない展示だ。小学生の団体も来ていて賑やかだが、「おお、すごい!」などと目を輝かせながら展示を見ているのを見ると、こちらもうれしくなる。何人かの小学生から「こんにちは」と挨拶をされ(博物館の人と思ったのかな?)気持ちがよい。宇宙にしても自然にしても、新しい事実が分かると展示内容も変わる。ティラノサウルスが羽毛付きになっていたのが印象的だ。企画展示は「変形菌」である。粘菌の一種で、アメーバの仲間である変形菌。なんともいえぬ不思議な魅力のある生物で、変形菌を特集した展示というのも面白い。1時間半くらいいてバス停に戻る。

茨急バスで愛宕駅まで戻る。このバスが意外なことに全座席が埋まっていて、自然博物館入口から乗ったら座れなかった。愛宕駅でほとんどの客が降りた。野田市まで電車なら1駅。愛宕駅で降りた方が便利なようだ。

東武野田線に乗り、来た時と反対側の春日部まで行き、急行・中央林間行きで都内に帰った。


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(坂東市総合文化センターの入口)

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(とりせん)

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(あい・モール)

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(ヨークタウン)

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(爆弾ハンバーグの店)

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(茨城県自然博物館の入口)
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