大英博物館は前回も行ったのですが、夢中で歩き回って終わってしまったのが心残りで
今回は下調べを入念にして、ほぼ一日かけて臨んだのでした。
今は便利なことに「大英博物館の攻略法」などの情報がネットに溢れており、
大英博物館のHPにも、お勧め見学コースというものが掲載されているのです。
イギリスでは大きな博物館の中は大抵Wifi-Freeだったので
館内でもスマホで、こちらを見ることができました。
そんなものに頼らなくても自分の感性で見りゃいいじゃんという向きもあるでしょうが
何しろ700万点を超える収蔵品、90室以上の部屋があるのです。
昨夏ギリシヤに行ったばかりということもあり、
パルテノン神殿の浮彫彫刻フリーズの大きな部屋では、複雑な気分でした。
あの巨大な神殿の、四方にぐるりと刻んである彫刻を、全部剥がして持って来てしまったのですから。
よくそんな酷いことができたなあ、と今更ながら思ってしまう。
トルコのエフェソス遺跡でも、アルテミス神殿のあった場所には柱一本しか残ってなくて
こちらの遺跡は今は大英博物館にあるという、短い英文の看板が立っていました。
いやいや、こりゃ大泥棒博物館と言われても仕方ないでしょう。
そんなことを思いながら見て廻ったのですが
今回、一番印象的だったのは、このお面かもしれません。
なんとも不気味な、アステカのテスカトリポカ神の仮面。
テスカトリポカ神とうのは、世界を創造し、アステカ神の頂点に立つ神であり、
これは人間の頭蓋骨の上にトルコ石が貼りつけられていて、歯も人間のものなのだそうです。
朝一番から入館し、いい加減疲れた午後2時過ぎ、3階のGreat Court Restaurantで
アフタヌーン・ティを頂きました。
ベーグルサンドを含むハム・サーモンなどのサンドイッチ3種、ケーキ4種、
スコーン2種に、写真には写ってませんがたっぷりのクロテッドクリーム。
甘いものに興味がない夫にどうやってアフタヌーン・ティを勧めようかと考えていたのですが
大英博物館の中でというのは、中々良かったかもしれません。
林望がその昔、不味くて食べられたものじゃないと名指しで批判した大英博物館のレストラン、
雰囲気・味・サービスの、どれもよくなったものです。
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