なんだかんだと、コンスタントにCDを買ってしまっている。今回は4種類。
●アレクサンドル・モソロフ (ロシア(ソ連)、1900-1973)
・交響的エピソード「鉄工場」
・ピアノ協奏曲第1番
・コルホーズにトラクター到着
・伝説
・ピアノソナタ第1番
・4つの新聞記事
ヨハネス・カリツケ指揮ベルリン放送交響楽団
リンゲラ・リームケ(チェロ)/ シュテッフェン・シュライヤーマッハー(ピアノ)
ナターリヤ・プシェニチニコワ(ソプラノ) (2014録音、CAPRICCIO)
作風が変わる前の「本来の」モソロフの作品集。「鉄工場」とピアノ協奏曲1番以外は初めて聴く作品。「鉄工場」はドイツの指揮者/オケによるためか、丁寧だがやや大人しい演奏という感じである。もっと激しくジャンジャカジャンジャンな方がいいな。ピアノ協奏曲は改めて聴くとなかなか面白い曲だ。「コルホーズにトラクター」は、穏やかなメロディーで始まり、おや?と思っていると勇ましい音楽になる。最後の、新聞記事をそのまま歌詞にして曲を付けたという「4つの新聞記事」も面白い。
●ルートヴィヒ・トゥイレ(テュイユ) (ドイツ、1861-1907)
[1]
・チェロソナタ
・ピアノ三重奏曲
[2]
・ヴァイオリンソナタ第1番
・ヴァイオリンソナタ第2番
マルク・ゴトーニ(ヴァイオリン)/ ウルリヒ・アイヒェナウアー(ヴィオラ)
ペーター・ヘル(チェロ)/ フランク=インモ・ツィヒナー(ピアノ) (2011録音、cpo)
トゥイレの室内楽集の2枚組。1枚目は2曲とも初めて聴く曲だが、ピアノ三重奏曲(この曲は作品番号なし)が、結構面白く感じた。通常のヴァイオリン、チェロ、ピアノではなく、ヴァイオリ、ヴィオラ、ピアノの編成である。チェロソナタは、じわじわと心に沁みてくるような曲。ヴァイオリンソナタは2枚目のCDとなるが、こちらも久しぶりに改めて聴くと、なかなか良い感じである。
●ギヨーム・ルクー (ベルギー、1870-1894)
・モルト・アダージョ・センプレ・カンタンテ・ドロローソ
・アンダンテ・ピウ・トスト・アダージョ
・メディテーション
・ピアノ四重奏曲 (未完)
ウジェーヌ・イザイ・アンサンブル (1991録音、BRILLIANT)
24歳で亡くなったルクーの室内楽作品集。いずれも初めて聴く作品である。弦楽四重奏で奏でられる1曲目から、心が締め付けられるような曲。同じく弦楽四重奏の3曲目も、作曲時は17歳だが、若く溌剌とした感じではなく、どこか薄幸な影のあるような(?)作品だ。晩年(といっても24歳だが)の、遺作となった未完のピアノ四重奏曲は、しみじみと感じ入るような曲で、これが完成していれば素晴らしい作品になったことだろうと思う。
●メル・ボニ (フランス、1858-1937)
・陽気な春
・讃えよう、愛しい君を
・スケルツォ
・3つの歌
・フルートソナタ
・聖女マリーのクリスマス
・小川の側で
・言わずにおいて
・穏やかな諌め
・愛の歌
・アンダンテとアレグロ
M.ヘッケ(メゾソプラノ)、H.ミッシェルセン(フルート)、S.ヴェセルス(ピアノ)
(ETCETERA)
ここのところお気に入りの女性作曲家メル・ボニ。TRIO ALOUETTE によるフルートと歌とピアノの演奏で、心地よい音楽を聴くことが出来るCDだ。優しいフルートの響き、穏やかな気分にさせてくれる歌曲にピアノ曲。メル・ボニの室内楽や小品は、本当に素敵な作品ばかりである。特にフルートソナタは絶品。こんな素晴らしいフルート作品を今まで知らずにいたとは!
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