mixiユーザー(id:12784286)

2009年06月27日23:02

52 view

【散策】 伊豆の淡島へ

雨の多い季節だが、久しぶりに晴れの週末となったので、伊豆の淡島マリンパークに行くことにした。関東近県にあって比較的気軽に行ける場所なのに、行ったことのない「有名観光地」がいくつかあるが、淡島のそのひとつだ。沼津には何度も行ったことあるのに、いつもちょっと先まで足を延ばすことをしない。そんな訳で、突然思い立って淡島に行くことにした。

沼津に行くには、やはり小田急の「あさぎり」を使うのが良い。町田発7:49の「あさぎり1号」に乗車する。1号車の2列目で、運転席越しではあるが前面展望も楽しめる席である。町田で降りた人も多く、次の本厚木でもかなり降りて、御殿場線に入る前に1号車はガラガラになってしまった。松田の手前でゆっくりと渡り線を通ってJR御殿場線に入る。松田からは乗務員が小田急からJR東海に交替するが、車内販売はそのまま終点まで乗るようだ。

谷峨で上りの「あさぎり」と交換のために運転停車する。ここを過ぎたあたりから前方に富士山が大きく見えてくるが、今日の空はやや靄がかかったような天気で、きっくりとは見えない。富士山を見るのはやはり冬の方がいい。御殿場を過ぎると「あさぎり」の1号車はほとんど客がいなくなってしまった。裾野を過ぎて沼津に到着した。

淡島方面に向かうバスは1時間に2本である。ちょうど行ったばかりなので、少々待つことになった。適当に駅周辺を一回りしてバス乗り場に戻る。木負農協行きの沼津登山東海バスである。運転手が乗客の若い女の子2人組に割引切符を勧めていた。往復のバス運賃とマリンパークの入場料込の切符らしい。他の人は全く無視されてしまったが、いかにも「淡島への観光客です」と見えたのは彼女たちだけなのだろう。

フォト
(沼津に到着した「あさぎり1号」)

フォト
(沼津から乗ったバス)

9:55の定刻に沼津駅前を発車した。運転手の見込み通り(?)、他の客は沼津の町中でおりていく地元の客ばかりだ。町中を抜ける頃は乗客もわずかになっていた。御用邸のあたりからは海沿いを走る。前方に間もなく淡島が見えてくる。江浦湾に沿ってしばらく走ると、マリンパークに着いた。沼津駅前から約30分である。運転手は「割引券を売った女の子2人以外にもマリンパークに行く客がいたのか」という様子だったが、とにかく690円を払って下車する。

さて、ここから淡島へは海を渡らないと行けない。当然ロープウェイに乗るつもりでいたら、なんと「運行を休止しました」という。淡島へ渡るのは船で行くしかないので、船の運賃とマリンパークの入場料込の切符を買う。淡島は全島が「あわしまマリンパーク」なので、船だけの切符は売っていない。切符売場のオネエサンに聞いてみると、やはりロープウェイは老朽化のために運行中止になったそうだ。珍しい海上ロープウェイだし、乗りたかったのに残念だ。復活することがあるのか、完全に廃止になるのかは不明だが、いつでも動きそうな状態でゴンドラは停まっていた。

船の乗り場(重寺桟橋)へゆっくりと向かう。ロープウェイのことなどを気にしていたためか、いっしょにバスに乗って来た女の子2人組を乗せた船が出てしまい、桟橋に着くと、「あ、他にもお客さんがいらしたんですね」などと言われてしまった。しかし、船は乗客がいる時に合わせて出しているようで問題ないようだ。「アワシマ16号」に乗船する。乗客は10人ほどで、路線バスで来る以外にも、どこからか現れてくるのである。乗れば数分ほどで淡島に着いてしまう。

フォト
(重寺から見た淡島全景)

フォト
(淡島へは船で)

島内に入ると、そこは「あわしまマリンパーク」である。すぐにアシカショーが始まるという案内放送があったので、まずはそれを見ることにしよう。今日の「出演」はアイドルのミクちゃんと巨漢のラッキーくんだ。輪投げやボールバランスなど、どこでもお馴染みの芸だが、時々失敗するのがご愛嬌であった。このあとは、まだ正午前だが、混雑する前にと「龍宮」で食事をする。中から水族館側を見るとイルカショーも見られると思ったが、ちょっと離れていて見えにくかった。

フォト
(アシカのミクちゃん)

フォト
(アシカのラッキーくん)

食事のあとは淡島水族館へ入る。水族館は好きであり、あまり詳しくはないのだが見ていると和む。淡島水族館はやや小規模な建物だが、中には魚類163種632匹、無脊椎動物118種505匹がいるという。淡島近海は魚介類の宝庫で、それを一度に見られるという訳だ。なぜか客も少なかったので、ゆっくりと静かに楽しむことが出来た。水族館を出る頃たくさんの客が入れ代わるように入ってきたから、タイミングが良かったのだろう。

フォト
(淡島水族館)

このあとは島内を1周することにした。外周は約40分と書かれている。反時計周りにゆっくりと回る。すぐに「金比羅宮」が見え、少し行くと「大諏訪宮」が見える。島内には小さなお宮が意外とたくさんあるようだ。間もなく淡島ホテルの前に出る。淡島は無人島なので住んでいる人はいないはずだが、このホテルに泊まっている人がいれば、夜も無人にはならないことになる。「ホテル利用客以外は入るな」という意味の表示があったので、中に入るのは遠慮して左のトンネルに入る。その「淡島遊歩トンネル」を抜けると海軍桟橋に出る。「自然の島」の中にあってやや異質な雰囲気だが、かつて潜水艦探知のための特殊潜航艇「回天」発射させていた桟橋の名残である。

フォト
(金比羅宮)

フォト
(海軍桟橋)

何もない静かな道をさらに歩くと、突然「イエスタディー若き頃」の歌詞が書かれた碑が現れた。1964年にフランスのシャンソン歌手シャルル・アズナブールが作り歌った歌だというが、この歌は知らないし、淡島との関係もよく分からない。さらに歩くと、水神宮と銭願宮が並んで鳥居を「共有」しているのが見え、淡島神社(淡島弁財天)の前に出る。案内板を読むと「淡島神社の由緒・創立については不明」などと書いてある。「海上安全、大漁満足を祈願したものと思われる」というのは、島という場所柄うなづけるが。この淡島神社のところを登っていくとロープウェーの乗り場に出られるはずだが、前述のとおり現在運行を中止しており、立入り禁止となっていた。

フォト
(「イエスタディ 若き頃」の碑)

フォト
(淡島神社の入口)

ほぼ1周して来て最後に見るのは「カエル館」である。ここだけは別料金100円(子供は50円)が必要である。入場券を買って中に入ると、他に客がいないせいもあろうが、係のオネエサンが丁寧に対応してくれる。いきなり「カエルはお好きですか?」と聞かれたが、別に「カエルに触れない」とか「カエルが気持ち悪い」ということはないけど、すごく大好きという訳でもないし、でもユーモラスなところもあるし、いきなり聞かれて咄嗟に答えるのが難しい質問だった。カエルはほとんど動かないし、どこにいるのか見つけにくいのも多かった。そういえば、今の季節は日本全国「カエルの合唱」で賑やかな場所が多いはずだが、そんな場所も年々減っているのだろうか。

フォト
(カエル館)

島内を1周して龍宮桟橋のところに戻ってきた。ちょっと休んで、帰ることにする。帰りの船の客は6〜7人ほどだった。重寺桟橋まで戻る。このあとは、「三津シーパラダイス」に行くという選択肢もあったが、それは次の機会ということにして、沼津駅行きのバスで駅前まで戻った。

帰りも「あさぎり」というのも悪くないが、同じルートで帰るのも芸がないので、東海道線で帰ることにした。次に出るのは三島行きだったので、三島で降りざるを得ず、結局ここから新横浜まで「こだま」で帰った。時間が中途半端だったせいか、「こだま」の自由席もガラガラだった。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2009年06月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930