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2022年05月23日10:06

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神奈川県立近代美術館鎌倉別館で「松本俊介展」をみて


神奈川県立近代美術館鎌倉別館で「松本俊介展」をみて

蝶人物見遊山記第343回&鎌倉ちょっと不思議な物語第430回


生誕110年を迎えた秀英作家の回顧展をみる。何度となくこの会場で目撃した1942年の「立てる像」だが、みるtびに生きる勇気を与えてくれるようだ。

今回はじめて知ったのだが、松本夫妻は「雑記帳」という名の芸術雑誌を発行していたらしい。そこには当時の代表的作家や画家の作品、宮沢賢治の遺稿なども掲載されている。

窮死寸前の長谷川利行が、「いくらでもいいから掲載料を送って呉れ」と催促する葉書も展示されているが、この「贅沢」によって松本選手は恐らく妻禎子の実家の資産を蕩尽したのではないだろうか。

なお今回の小企画として、1992年生まれの堀江栞の「触れえないものたちへ」という副題のコレクションがあったが、そこで描かれている若者たちの、何の希望もない虚無的な死んだ目の絶望に、おらっちは身の毛がよだつおもいだった。

なお同展は来る5月29日まで開催中ずら。

  もし今度家を新築するならば地下シェルター付きのがいいな 蝶人



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