読書日記Ｎｏ．838（一生に一度は行きたい、世界の旅先ベスト25）

■多賀秀行「一生に一度は行きたい　世界の旅先ベスト25」2015年6月光文社新書

旅行の趣味はあまりなく、ましてや海外旅行なんて日頃考えたことが
ないが、マイミクさんには、世界のあちこちに旅行されて、紀行をアップ
されていらっしゃる人もあり、ランキングに弱いこともあり、手に取った。

オールカラー版で、新書としてはちと高い（本体価格1,060円）が、とにかく
写真が綺麗！！

世界は限りなく広くて、魅惑ある場所があることを、改めて再認識。

惹句を紹介しますね。

“◆どこへ行こうか？――「旅先」を選ぶ海外旅行ガイドブックの決定版。
◆旅のプロが選んだ「絶対外さない」「人生が変わる」目的地。
◆オールカラー。世界遺産、絶景、秘境、南の島の美しい写真が満載！
◆必要な体力、旅行代金、日程の目安付き！　ネットにはない情報が多数！”

“「一生に一度は早い方がいい」”

“私は海外旅行を実現する秘訣はこの言葉に尽きると思う。別にパンフレットを
請求しなくても、窓口を訪れなくても、旅行説明会に参加しなくてもいい。ただ
チャンスがあるのであれば、まず「行く」と決断してから、その旅行の障壁となる
事象について調整すればいい。”

“――旅行会社での企画、手配、添乗に携わり延べ70以上の国と地域を訪問。
後に旅行ガイドブックの編者として数々のヒットを飛ばしてきた旅のプロが、
「絶対外さない」「人生が変わる」旅先ベスト25を紹介。ネットではわからない
貴重な情報も多数。必要な体力、旅行代金、日程の目安付き。”

そういえば、金がないが暇だけある、二十歳の学生の頃、書店に行くと、
「地球の歩き方」という海外旅行のガイドブックがあり、飽かず眺めた記憶が
蘇った。

「地球の歩き方」というガイドブックは、本書の著者も触れていて、やはり日本人
の海外旅行をドライブした名シリーズだった。

今回は、特別にマイミクさんのために、ベスト25を、目次で紹介しちゃいます。

■難易度１の旅先
１．フランス　モン・サン・ミッシェル
２．カナダ　イエローナイフのオーロラ鑑賞
３．ネパール　エベレスト
４．カナダ　カナディアンロッキー
５．フランス領ポリネシア　タヒチ
■難易度２の旅先
６．エジプト　ピラミッドとルクソール
７．オーストラリア　ウルル（エアーズロック）
８．トルコ　ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
９．ヨルダン　ペトラ遺跡
10.ロシア　サンクトペテルブルク
11.チリ　イースター島
12.スイス　アルプス山脈
■難易度３の旅先
13.カンボジア　アンコール遺跡
14.中国　九さいこう（漢字変換できず）
■難易度４の旅先
15.ペルー　マチュピチュ歴史保護区
16.アルゼンチン　パタゴニア
■難易度５の旅先
17.ボリビア　ウユニ塩湖
18.ナムビア　ナミブ砂漠
19.ベネズエラ　エンジェル・フォール
■難易度０の旅先
20.世界一周クルーズ
■一生に一度は行きたい旅先ベスト５
21.アルゼンチン　イグアスの滝
22.ケニア　マサイマラ国立保護区
23.クロアチア　ドブロニク
24.エクアドル　ガラパゴス諸島
25.南極

最後の、ベスト１が南極と言われると、確かに秘境では、そうかなと思うが、
まぁ、人にもよるだろうが、特に行きたいとも思わない人もいるのでは。

著者は1981年生まれの若者で、高校卒業後、人生初の海外旅行となる
世界一周の船旅に参加以後、海外旅行にとりつかれ、旅行会社での企画、
手配、添乗に携わり、延べ７０以上の国と地域を訪問したという。

現在は、海外旅行をメインとしたフリーランスの編集者として活動している
といい、著書も多数。

そんな生き方もあるのだなと、思う。

ただ、本書は、写真が本当に綺麗で、一冊眺めるだけで、私のように海外に
行く気がなくても、秘境等のツアーに行った気になって、堪能できることうけあい。

私は、つくづく、ブキッシュな人間だと、ちと反省したりする♪