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日記一覧

■関川夏央「人間晩年図巻 2008年ー11年3月11日」2021年12月岩波書店刊伝奇小説作家の山田風太郎さんに、「人間臨終図巻」という本があります。上下巻で、1986・1987年に刊行され、古今東西923人の歴史の残る有名人の死に様について、没年齢ごとに描いた図巻

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■森まゆみ「昭和・東京・食べある記」2022年2月朝日新書本日は、令和4年(2022年)3月26日。令和3年度(2021年度)も、今日を入れて、あと5日となりました。みなさま、如何お過ごしでしょうか。東京は、昨夜からの雨も朝方にあがり、今日は、ソメイヨシノも

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■林望「謹訳 徒然草」2021年12月祥伝社刊リンボウ先生こと、林望さんの「徒然草」の現代語訳を手にとって読んでみました。手が伸びたのは、リンボウ先生のエッセイを数冊読んでいて、馴染みがあったのと、昨年11月に仕事をリタイアしたので、ある程度まとま

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■朝井まかて「ボタニカ」2022年1月祥伝社刊東京では、今日か明日にも、桜・ソメイヨシノの開花宣言がされるようですが、心は、なかなか落ちつかないですね。世の中、ウクライナのロシア侵攻、コロナ禍第6波、がなかなか収束せず、つい先日も、東北を震度6強

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■上原善広「四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼」2021年11月KADOKAWA刊弘法大師(空海)ゆかりの四国八十八ヶ所の札所を巡るお遍路は、現在、年間20万人くらい巡礼者がいると言われています。私も、以前からなんとなく気になっていて、関連する本を見かけると、

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■養老孟司・平井玲子(写真)「まる ありがとう」2022年2月西日本出版社刊養老孟司先生の愛猫・まるが亡くなったというニュースが、ネットで流れたのは、2020年12月だったので、もう1年数ヶ月前になります。まるが亡くなった翌日に、共同通信社の記者が、「

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■湯川豊「海坂藩に吹く風 藤沢周平を読む」2021年10月文藝春秋刊この読書日記で取り上げる本は、2006年のスタート時には、1年以内に刊行された新刊にしようとしていましたが、最近は、その縛りを緩やかにしています。ただ、2006年までに、集中的に読んだ作

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■長谷川櫂「俳句と人間」2022年1月岩波新書朝日俳壇の選者でもある、俳人・長谷川櫂さんの新刊を手に取り読了しました。私は日本の短詩型文学の短歌や俳句のファンで、この読書日記でも、関連する本をよく取り上げていますので、マイミクさんにはお馴染みだ

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