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日記一覧

■本村凌二「教養としてのローマ史の読み方」2018年3月PHP研究所刊私の道楽読書は、専ら、愉楽のために読んでいるのであって、読書が教養であるというフレーズに出会うと、ちょっと軽い抵抗を覚えます。でも、まぁ、そんなに頑なになることもないのであっ

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■黛まどか「奇跡の四国遍路」2018年3月中公新書クラレ東京は、10日間ほど続いた猛暑日から、昨日、今日と暑さが和らいで過ごしやすくなりましたが、名古屋以西は、まだ猛暑日が続いていて、その地域にお住まいのマイミクさんにお見舞い申し上げます。30℃、3

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■是枝裕和「万引き家族」2018年6月宝島社刊毎日、危険な猛暑が続いていますが、マイミクの皆様はお健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?東京は、昨日が36℃、本日はこの夏最高の37℃の予定ですが、名古屋や岐阜や京都は、39℃とのこと。どうぞ、熱

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■村上春樹「約束された場所で」2001年7月初刷、2015年1月第13刷文春文庫7月に入って、西日本豪雨災害とか、ロシアワールドカップとか、大きなニュースが色々あったが、麻原彰晃以下7名のオウム真理教関係の死刑囚の死刑が執行されたことは、23年前を知る日

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■大澤真幸「サブカルの想像力は資本主義を超えるか」2018年3月KADOKAWA刊それにしても、暑いですね。本日の東京は、35℃超えで、今年初めての猛暑日。昼過ぎに、街に出たら、文字通りの熱風が吹いていました。さて、本書。いつも休日に行く、紀伊國屋新宿店

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■カズオ・イシグロ、土屋政雄訳「夜想曲集」2017年10月ハヤカワ文庫副題は、“音楽と夕暮れをめぐる五つの物語”。本書は、2011年2月に初刷りだが、手に取った本は、昨年の10月の第10刷なので、「ノーベル文学賞受賞」の帯が巻いてある。初刷りは、東日本大

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■安田登「身体感覚で『論語』を読み直す」2018年6月新潮文庫書店店頭で、新潮文庫の最新刊が並んでいたので、著者名とタイトルに惹かれて手に取った本。著者の本は、今年になってから、内田樹さんとの対談集を読んだばかり。「変調『日本の古典』講義」。htt

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■島地勝彦「知る悲しみ」2018年5月講談社α文庫副題は、“やっぱり男は死ぬまでロマンチックな愚か者”。いつも休日に行く、紀伊國屋書店・新宿店の店頭で、手に取った本。書名に、何となく惹かれたから。私にとって、知ることは、道楽なんですが、でも、極

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