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日記一覧

■内田樹「複雑化の教育論」2022年1月東洋館出版社刊久しぶりに内田樹さんの本を読了しました。私が内田樹さんの読者になったのは、この読書日記を始めた2006年7月頃からで、本屋さんの店先で、おいでおいでをされているような気がして、手に取ったのが最初で

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■黛まどか「暮らしの中の二十四節気 丁寧に生きてみる」2021年10月春陽堂書店刊私の近況報告を、まずさせていただきます。昨年11月の仕事のリタイア月に、身体の不調を感じて検査したら、病気が発覚し、12月〜1月に3週間ほど入院、その後通院で治療を続け、

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■橋本倫史「東京の古本屋」2021年10月本の雑誌社刊コロナ禍も3年目に入り、新規感染者数はなかなか下がりませんが、それほど恐るることはないという世の中の風潮も出たせいか、集客イベントなども、感染対策はした上で、3年ぶりの開催、というニュースも流れ

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■中村桂子「老いを愛(め)づる 生命誌からのメッセージ」2022年3月中公新書クラレ最近、生物学や脳科学の本を、頻繁に手に取っているような気がしています。きっと、縁づいているのですね。今回は、生命誌のレジェンド・中村桂子さんの新刊手に取りました

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■本村凌二「テルマエと浮世風呂」2022年2月NHK出版新書副題は、“古代ローマ史と大江戸日本史の比較史“。テルマエという言葉は、古代ローマの公衆浴場を表す言葉ですが、現代日本では知っていらっしゃる方もかなり多いのではないでしょうか。それと言うのも

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■池谷裕二「寝る脳は風邪をひかない」2022年2月扶桑社刊私は根っからの文系人間ですが、生物学や脳科学の一般読者向けに書かれた本は、読書のストライクの対象です。なぜそうなのかというと、人間って何だろうという、尽きせぬ興味が、道楽読書を駆動させて

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■リービ英雄「天路」2021年8月講談社刊作家で日本文学研究者のリービ英雄さんの名前や顔写真は、雑誌や新聞記事等で以前から知っていましたが、著書を今まで、手に取ったことがありませんでした。アメリカの大学で日本文学の教鞭をとり、万葉集の英訳などで

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■ブレイディみかこ「他者の靴を履く」2021年6月文藝春秋刊副題は、“アナーキック・エンパシーのすすめ“。大きな話題となった、ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が刊行されたのは、2019年6月でした。私も、2020年2月

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