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日記一覧

■山本夏彦「世は〆切(しめきり)」1999年4月文春文庫マイミクの皆さんは、2002年に亡くなられた、山本夏彦というコラムニストを、ご存知でしょうか。前回の読書日記で、小林秀雄を取り上げましたが、その文中に、山本夏彦さんが小林秀雄のことを評した

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■苅部直「小林秀雄の謎を解く」2023年10月新潮選書副題は、”「考えるヒント」の精神史”。出版物のパッケージとして、単行本、文庫、新書などの種別があることは、マイミクの皆さんならご存知だと思いますが、選書、という種別はご存知でしょうか。新

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■池上彰「昭和の青春 日本を動かした世代の原動力」2023年11月講談社現代新書今年は、はや令和6年。昭和は遠くなりました。俳人の中村草田男が、「降る雪や明治は遠くなりにけり」という句を詠んだのが昭和6年なので、あやかって、昭和を偲んだ次第で

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■横尾忠則「時々、死んだふり」2023年9月ポプラ新書おん年、87歳の画家・横尾忠則さんを、マイミクの皆さんはご存知でしょうか。45歳までは、イラストレーターとして、寺山修司の実験劇場「天井桟敷」の公演ポスターをキッチュなタッチで数多く発表され

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■小林武彦「なぜヒトだけが老いるのか」2023年6月講談社現代新書先日まで、「ちょっとしたこと」で入院しましたが、アラウンド古希(70歳前後)に近づくにつけ、自分自身の身体の「老い」を実感したりしています。生物として、自分の身体を何十年に渡っ

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■原田ひ香「喫茶おじさん」2023年10月小学館刊昨夜は、東京23区でも大雪警報が出され、どうなることかと思いましたが、今朝は17階の病窓から見る限り、雪はビルの屋上にあるくらいです。また、今朝、主治医から話があり、10日に及ぶ入院生活も、明朝退

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今回は、読書日記ではなく、近況のご報告です。掲げた写真は、入院中の17階の病室からの眺望です。実は、先週の金曜日(1/26)の夕方から東京都内の病院に入院中です。年齢や治療中の病気のせいで免疫力が落ちているせいか、ちょっとした傷から、細菌が入って繁

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