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日記一覧

■橋爪大三郎「4行でわかる世界の文明」2019年9月角川新書世界文明が、4行でわかるって、トンデモ本だとは思いませんか!でも、わかってしまったんです。もちろん、ざっくりとですが。ものごとを理解するときに、マップが描ければ、概要が把握でき、あとは

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■島田裕巳「ブレない心をつくる『般若心経』の悟り」2019年11月詩想社新書副題は、“”迷い、悩みを一掃する262文字の脅威の力”。休日に行く、紀伊國屋書店新宿店の店頭で手に取った本。ピンクの表紙にまず目にって、般若心経のタイトルと、著者の名前で手

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■白川静・梅原猛「呪の思想」2011年7月平凡社ライブラリー積読書の中から、虫干しで手に取った本。この半年間で購入した本だが、なぜ手に取ったのか、思い出せない。梅原猛さんは、今年の1月に亡くなったので、その追悼の気持ちがあったと思い、白川静さん

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■黒川伊保子「人間のトリセツ」2019年12月ちくま新書副題は、“人工知能への手紙”。黒川伊保子さんの「妻のトリセツ」、「夫のトリセツ」が合計40万部を超えたベストセラーだと、最近の新聞広告で知っていた。トリセツとは、取扱説明書の略で、タイトルから

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■稲泉連「宇宙から帰ってきた日本人」2019年11月文藝春秋刊副題は、“日本人宇宙飛行士全12人の証言”。2019年は、アポロ11号が月面着陸してから50周年だという。50年前、私は中学3年生で、宇宙飛行士が月面を歩き、アメリカ国旗を月面に立てる様子を、確か

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■平野啓一郎「マチネの終わりに」2019年6月文春文庫12月になって、街は師走の喧騒に包まれている。今週は、忘年会シーズンで、私も週4回、飲みの場に出た。でも、実生活の義理を離れて、心は、純愛の物語に堪能して満足。65歳になっても、美しい純愛物語に

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■ピーター・J・マクミラン「英語で読む百人一首」2019年6月第三刷文春文庫私は日本の短詩型文学(短歌や俳句など)の鑑賞ファンで、この読書日記でも、数多く取り上げてきた。百人一首に関する本も、数冊は取り上げてきていると思う。本書は、その百人一首

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■大竹まこと「俺たちはどう生きるか」2019年7月集英社新書■榎本博明「50歳からのむなしさの心理学」2019年7月朝日新書11月に入って、選書の感度が落ちていて、途中で読むのを投げ出した本が小説1冊、ノンフィクション1冊あった。(書名は秘しますが)ここ

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■諸井誠「クラシック名曲の条件」2019年11月講談社学術文庫先週の日曜日に新宿の紀伊國屋書店の店頭で目があって手に取った本。最近、美術に関する本は時々手に取っているが、音楽に関する本を手に取っていなかったので、まぁ目が合うのも、タイミングかも。

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■内田樹「そのうちなんとかなるだろう」2019年7月マガジンハウス刊マイミクさんはよくご存じだと思いますが、私は、内田樹の読者です。ウェブで調べてみたら、内田樹さんは、今まで120冊ほどの本を刊行されていて、私は、なんと48冊読んでいました。でも、そ

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■西川照子「京都異界紀行」2019年9月講談社現代新書読書日記のアップが、中5日空いてしまいました。週に2冊読むのが、巡航速度ですが、今週は、仕事が忙しかったのと本書がすらすら読めなかったので、読了に時間がかかりました。仕事については、先月65歳

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■神野正史監修、造事務所編著「30の都市から読む世界史」2019年11月日経ビジネス文庫刊行日が、2019年11月2日なので、できたてほやほやの本。先週の日曜日、新宿の紀伊國屋書店の店頭に並んでいて、目が合った。早速、惹句を紹介。“なぜそこに都市が造られ

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■安宅和人・池宮伸次・Yahoo!ビッグデータレポートチーム「ビッグデータ探偵団」 2019年9月講談社現代新書ネット社会になって、人はウェブにアクセスして検索をし、SNSで呟くことが日常になっているが、その個々のデータは、「胴元」に吸い上げられてビッグ

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■新海均「季語うんちく辞典」2019年9月角川ソフィア文庫日本で開催された、ラグビーワールドカップが終わりましたですね!決勝戦もTV観戦したのですが、下馬評に反して、南アフリカの強さが光りました。先週の日曜日は、名古屋に出張して、東京に帰るとき

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■保坂正康「天皇陛下『生前退位』への思い」2018年12月新潮文庫10/26(土)〜10/27(日)、仕事で名古屋に出張してきた。新幹線の中で何を読もうかと思い、積読書の中からぱっと手に取った本。そういえば、先週、10/22は、即位正殿の儀が行われ、今年限りの祝日

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■ケン・リュウ、古沢嘉通他訳「母の記憶に」2019年5月ハヤカワ文庫SF■ケン・リュウ、古沢嘉通他訳「草を結びて環(たま)を銜(くわ)えん」2019年6月ハヤカワ文庫SF一昨年、中国系アメリカ人のSF作家、ケン・リュウの作品がハヤカワ文庫SFで刊行され、

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■木村泰司「カラー新書 ゴッホとゴーギャン」2019年10月ちくま新書本書は、先週の台風19号が関東に襲来した翌日、新宿の紀伊國屋の店頭でみかけて、おもわず手に取った本。台風19号の惨禍の爪痕は、一週間経っても、生々しく、被災された方をお見舞い申し上

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■内田樹「生きづらさについて考える」2019年8月毎日新聞出版刊3連休が終わった。初日の10/12(土)は、台風19号の直撃で、首都圏では鉄道網も計画運休で、私も終日、自宅で息をひそめていた。昨日の10/13(日)は台風一過の快晴で、東京では10月の半ばというの

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■瀬名秀明「小説 ブラック・ジャック」2019年7月誠文堂新光社刊マイミクさんの中には、手塚治虫の「ブラック・ジャック」がお好きな方も多いと推察していますが、如何。手塚治虫の「ブラック・ジャック」は、「週刊少年チャンピオン」誌上で途中少し休止期

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■小川洋子「物語の役割」2018年12月第6刷ちくまプリマー新書本日は、65回目の誕生日です。報道などで、「65歳以上の高齢者」という表現がよくされているので、(前期)高齢者の初心者となったような、不思議な気持ちです。よくここまで生きてこられたなぁ、と

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■春日武彦「猫と偶然」2019年8月作品社刊8月のお盆に帰郷したら、実家のネコが亡くなっていた。実家は、2年前に実母が老人ホームに入って以来、一匹で留守番をしていて、近所に住む姉がお世話していた。本当にとても人懐っこい猫で、行くと、足にすりすり

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■岡崎武志「上京する文學 春樹から漱石まで」2019年9月ちくま文庫先週の日曜日に新宿の紀伊國屋書店の店頭でみかけ、おもわず手に取った本。私自身、上京者であり、往年の文学青年の血が騒ぎ、すぐに読んでしまった。いやぁ、面白かった。早速、惹句を紹介

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■養老孟司・柏木博・中川恵一「がんから始まる生き方」2019年7月NHK新書書店の店頭で、養老先生の名前と、帯のキャッチで手に取った本。この読書日記のタイトルも、帯のキャッチのコピーです。この読書日記で何度も書いているのですが、私は養老孟司さん

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■清水浩史「幻島図鑑 不思議な島の物語」2019年7月河出書房新社刊道楽読書の日記を書き続けて、はや13年目に入った。もちろん、マイミクさんとのやりとりが励みになっているので、感謝しきりではあります。先月には、1200回という節目の時を迎えたが、手に

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■夏井いつき「子規365日」2019年8月朝日文庫昨日から今日にかけて、大阪に出張してきました。本書は、その行きかえりの新幹線で、読んだ本です。出張の用は、紀伊國屋書店梅田店の開店50周年の記念パーティーで関係者300名が集う盛会でした。私も出版界の末

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■樋口清之「関東人と関西人」2015年4月PHP文庫副題は、“二つの歴史、二つの文化”。先日の大阪出張の際、新大阪駅の構内の書店で、購入した本。出張の際、所持した本を読み終えて、帰りの新幹線で読む本を駅の構内で大急ぎで探し、手に取った。小説を読

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■渡邉義浩(監修)・袴田郁一(執筆)「カラー版 史実としての三国志」2019年7月宝島社刊書店に行くと、いつも、三国志関係の本が目に付くことが多い。私はゲームや最近のアニメ、漫画に疎いが、取り上げられて人気を博しているのだろうと推察している。本

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■池田清彦「もうすぐいなくなります 絶滅の生物学」2019年7月新潮社刊首都圏は、昨夜から今朝まで、台風15号が直撃して、今朝は交通網がマヒして、JRも私鉄も運休している。午前9時頃には、安全を確認したら、運行を開始するということなので、それまで、

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■樹木希林「この世を生き切る醍醐味」2019年8月朝日新書樹木希林さんが、亡くなられて、はや一年になるが、遺族は一周忌をしない、ということを、ネットのニュース項目で、昨日見かけた。樹木希林さんが亡くなられた後、数冊の本が出版されたが、どれもベス

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■山極寿一・小川洋子「ゴリラの森、言葉の海」2019年4月新潮社刊私は、小川洋子さんの読者なので、この読書日記でも、10冊くらい彼女の作品を取り上げてきた。本書は、京大の霊長類学者であり総長でもある山極寿一さんとの対談集で、霊長類を研究することは

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