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日記一覧

■西川美和「永い言い訳」2015年2月文藝春秋刊2015年もあと2日ちょっと。今年最後の読書日記は、ずっと読みたかった、西川美和さんの小説です。本作品は、今年の上半期の直木賞候補作でしたし、西川さんは本業は映画監督なので、本作品の映画化も発表しまし

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■森博嗣「本質を見通す100の講義」2015年7月大和書房刊前回の読書が、「人はどこから来てどこへ行くのか」という、壮大なテーマの本で、大変刺激的だったが、ちと胃にもたれたので、今回はかなり軽めの本を選択。この手の自己啓発本は、ほとんど読まない

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■森達也「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」2015年10月筑摩書房刊副題は“科学に「いのち」の根源を問う”。師走も押しせまってきて、今日は冬至。今年もあと10日間。仕事の営業日もあと4日。懸案事項をひとつクリアして、なんとか年を越せそうな気分

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■茂木健一郎「記憶の森を育てる 意識と人工知能」2015年10月集英社刊2007〜2010年ごろ、集中してモギケンの本を読んだことがあったが、少し飽きて、最近、ご無沙汰していた。「クオリア」(感覚の質感)という言葉をキイワードに、脳と心の関係についての本

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■池上彰・佐藤優「大世界史」2015年10月文春新書副題は、“現代を生き抜く最強の教科書。”書店の店頭のノンフィクションコーナーを席巻しているお二人、池上彰さんと佐藤優さんの本は、私もいくつか手にとっているがその対談本となれば、なんだか手が伸びち

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■保坂和志「遠い触覚」2015年9月河出書房新社刊読書日記が中1週間空いてしまった。師走に入り、リアルな生活が超忙しかったのが主たる理由だが、手に取った本も、保坂さんの350頁ある、うねった文学エッセイで、テキストは面白くてしかたないものだったが、

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■若松英輔「叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦」2015年10月慶應義塾大学出版会刊日記を書こうと思ったが、昨日、親愛なる水木しげるさんの訃報が飛び込んできた。水木しげるさんは、50年来馴染んだ漫画家で、いつもはスポーツ紙は買わないが、日刊スポーツの一

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