本日は、ワタクシの映画記念日。
今から47年前、昭和50年8月11日。
うちの父が「タワーリング・インフェルノ」を観に連れて行ってくれた日であります。
「タワーリング」は、我が故郷の徳島では珍しく2館での拡大公開となっておりまして、最初は徳島市栄町にあるOSグランドという劇場へ。
するとそこでの上映は既に終わっており、やっていたのは「アラン・ドロンのゾロ」。しかたがないからこれでも観るか、と父は思ったようですが、同時上映はなんとシルビア・クリステルの「卒業試験」というポルノ。これじゃ、当時小学生だった私は入れません。
そんなわけで、続映中の徳島ホールという劇場に移動。上映後1時間以上が経過してましたが、致し方なし。途中からの鑑賞と相成りました。
コーフンしましたねえ。生まれて初めて観る、大人のための娯楽大作。しかも洋画。こんなスゴいものがこの世にあるのか、こんな面白いものが「映画館」という場所では観られるのか。大きく目を見開かされた喜びに、打ち震えたものです。
以来、47年。ありがたいことに、今もこうして映画館に足を運び、スクリーンという名の窓から様々な世界を観させてもらっております。
あの夏の日、映画館に連れて行ってくれた父に、感謝。
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