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2019年04月11日11:05

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言葉狩り 

蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話op.307


桜満開の陽気から一転して雪も降るという寒さへ。自然も人世と同じような有為転変をみせてくれるものだ。

きのう突然facebookというSNSの事務局から「あなたの文章に差別用語があったので、3日間書き込みを禁止する」という通知があった。以前にもそんなことがあったが、禁止措置は喰らわなかった。異議があるなら再審査するので、それを希望する、しないのいずれかをクリックしてくれというので、前者をポチったが、反論をするスペースや対応はない。

その文章というのは散文ではなく30首ほどの短歌なのだが、それらのうちのどの短歌のどの箇所が「差別」に該当するのか先方が指定しないので、よく分からないが、おそらくネトウヨが中国(人)や韓国(人}を誹謗中傷する言葉をそのまま使ったのが彼らの気にくわなかったのだろう。

「○○○」とか「×××」とかの差別用語(あるいは放送禁止用語)は数多く存在するが、その言葉を引用しなければ、差別の実態が明らかにならないこともよくある。

それで例えば私(たち)が、「ネトウヨが「○○○×××」とヘイトスピーチしているのはけしからん」という歌を詠んだら、それが差別行為になるのだろうか。
むしろ表現の自由を妨げる無意味な言葉狩りになるのではないだろうか?

思うにfacebook事務局には「○○○」とか「×××」とかの差別用語を文章の真意や文脈と無関係に自動的に検索摘出するAIが据え付けられていて、朝から晩まで大活躍しているのではないか。

そうしてこのような民間企業で作動しているものより、もっと高度で精巧な機能を備えた自動言語映像検閲システムが政府機関には配備されていて、そいつがまるで監視カメラのように、私たち市民の言論活動を24時間偵察しているのではないだろうか。

「○○○」「×××」差別用語を引用しただけで私は差別主義者なのか 蝶人


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