いよいよこの超ド級シリーズも大詰め、第１０巻。
内容からするとこの巻(＋中・下がそれぞれ１０００頁級として)で
シメられそうだが、後書きではそんな感じもしない。
まずは会議で５００頁、終盤で戦闘開始、という「上」のパターンではなく
のっけからバトル！合間合間に歴史解釈を巡る政治パート(言ったもん勝ちの舌戦ともいう)を挟むという構成でいつになくテンポ良く読み進められた。
なにより「武蔵」VS「安土」の８隻／６隻連結戦艦同士のタイマン艦隊戦というカードがあまりに熱い。例によってアニメ化してくれないと一読しただけではどこがどう動いてるのか把握しきれないがとにかく超ド級戦艦同士がグネグネドッグファイトという変態的なバトルなのだけは分かる。
そしてこれも待ちに待った対戦、十本槍とそれぞれ相対する武蔵勢！
川上稔は設定とキャラはほんと変態的だが、プロットは奇をてらうことのない作家なので
バレバレのネタではあるんだけど、これだけ引っ張った挙句はっきり言明されるとやはりアツい。
…一人言われても分かってない人もいますし。そのボケで締めくくるためにカッコよく表紙飾ったの！？
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