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2016年09月01日18:02

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毛よりも細い糸

自分は浅学菲才で無知蒙昧な輩だと自覚しているつもりでも、知ったかぶりになっていることの多さよ。
そう痛感したのが数日前の新聞のスポーツ欄の記事。

目下、パ・リーグの首位争いは、福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズのつばぜり合いで、一瞬、日ハムが首位を奪取したものの、再びソフバンが0.5ゲーム差。
これに勝てばマジック点灯! という試合にことごとくソフバンが敗れ「M点灯7回失敗」という事象もおこっている。

さて、8月29日時点で1位ソフバンと2位日ハムの勝率差が1厘を切ってわずかに「6毛9糸」。
わたしはここで初めて「糸」なる単位を知りました。
うーん、そこまで名前がついていたとは。
「毛」については、デッドヒートの首位打者争いで厘差がつかず、その下の単位の「毛」で順位が表されていたのを知っていたのだが。

毛よりもさらに細かいのが糸、というワケか。

一時は勝率7割に迫り、オールスター前にもマジックつくかも?  とその1強ぶりにあきれるほどだったソフトバンクが、ここにきてもたつき、調子よいのは5月までじゃないの、と思われていた広島カープが、あれよあれよと勝ち進んでじゃんじゃんマジックを減らしていたり。

予期せぬことがこうして起きるから、野球はやっぱり面白い。

いっとき、「三冠王だ!」とさえ思われていたヤクルトスワローズの山田選手が、死球が原因で戦線離脱したこともあってズルズル後退(ボールの選球眼はともかく、オンナの選球眼には大いに問題ありそうだな・・)。
しかし今年も「トリプルスリー」を達成しそうなのにはやはり大した選手だと言わざるを得ない。
七月にホームラン数を荒稼ぎした筒香、また打率を上げてきた巨人の坂本、そしてまさかあの、新井サンが・・? と言いたくなる、広島・新井の打点トップ。
タイトル争いも最後まで分からない。

そしてカープファンの多くが「しばらくぶり過ぎて、どんな風に喜んでいいかわからないよ」と、喜びよりも当惑が大きい、というのがなんだか泣かせるのだ。
カープファンには重松清さんの「赤ヘル1975」(最近、文庫化されました)がオススメです。
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