鴉龍天晴／神々廻楽市

　関ヶ原の戦いで小早川がどっちつかずを貫いたため、東西分裂したまま幕末を迎えた日本！西は妖怪！東は鬼巧(カラクリ)！主人公は鬼巧・村正に八咫烏を宿した最強剣士！・・・という設定だけは面白いそうなのだけど、ホントに設定語りとキャラ紹介だけで終わるなよー。３５０頁中、２００頁くたいまで、素振りと模擬戦しかアクションシーンないし。ラストバトルのW主人公相討つ展開も、まったくストーリー上の必然性を欠くわ、で。ダメなラノベの一巻目のテンプレみたいなのを、早川Jコレでやられるとは・・・。