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2020年04月09日21:12

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ジャンボ鶴田怪物伝説(572)

85年「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」第16戦、4月15日、長崎国際体育館(観衆3,800人発表)大会。前84年10月22日、プロモーターである阿修羅・原が失踪して宣伝活動が全く行われておらず、不入りが確定したものの、テレビ収録マッチであり馬場の英断で決行されて以来、半年ぶりの同所での興行となりました。

メインイベントは馬場のPWFヘビー級王座にスタン・ハンセンが挑戦、両者のタイトル戦は前84年7月31日、蔵前国技館で馬場がハンセンの同王座に挑み首固めでハンセンから初フォール勝ちを奪い、王座奪回に成功して以来の対戦となりました。

試合はハンセンが馬場をロープに飛ばしてのウエスタン・ラリアット、しかし馬場は例によってロープから戻ってくるタイミングをずらして、ロープ際でラリアットを受けてダメージを防ぎ、ダウンしながらも場外へエスケープ。

これで怒ったハンセンは場外へ馬場を追いかけ、コーナーにぶら下げてあったブルロープを持ち出して馬場の首を絞めて13分1秒、ハンセンの反則負け。馬場は辛うじて2度目のタイトル防衛に成功しています。

セミファイナルは全日本対ジャパン軍団抗争、鶴田&天龍&大熊元司組と長州力&キラー・カーン&谷津嘉章組が激突。13分1秒、長州が大熊をリキラリアットからの体固めでフォールしジャパン軍に凱歌が上がっています。

セミ前に組まれたのが全日本とジャパンの選抜チーム同士によるアジア・タッグ王座決定戦、全日本代表、石川敬士&佐藤昭雄組とジャパン代表、アニマル浜口&栗栖正伸組の一戦。

栗栖が石川を羽交い絞めにし、そこへ浜口がドロップキック、これは石川がかわして浜口のドロップキックは栗栖に誤爆、これで場外に転落した栗栖めがけ石川がプランチャ。石川がすかさずリングに上がり12分55秒、リングアウト勝ちを拾いました。

石川&佐藤組がタイトル獲得。83年2月の「エキサイト・シリーズ」開幕前に佐藤がアメリカで交通事故に遭いベルトを返上して以来2年2か月ぶりの王座返り咲きを果たしました。

全日本対国際血盟軍、グレート小鹿&マジック・ドラゴン組vsラッシャー木村&鶴見五郎組は10分57秒、R木村が小鹿をブルドッキング・ヘッドロックからの体固めで国際血盟軍の勝利。

ディック・スレーター&テッド・デビアス組はジャパンの保永昇男&仲野信市組と対戦、8分17秒、デビアスが仲野をパワースラムからの片エビ固めで降し、スレーター&デビアス組の完勝となりました。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&川田利明組は小林邦昭&新倉史裕組と対戦、11分24秒、タイガーマスクが新倉をジャーマン・スープレックスホールドでフォール。

ロッキー羽田とロン・バスのシングルマッチは6分38秒、バスがアトミック・ドロップからの体固めで羽田を問題とせず。百田義浩vsボブ・ブラウンのシングルマッチは9分37秒、Bブラウンがシュミット式バックブリーカーから片エビ固め。

全日本対国際血盟軍、ターザン後藤と剛竜馬のシングルマッチは7分58秒、剛がサイド・スープレックスからの片エビ固めで貫禄勝ち。全日本対ジャパン、百田光雄と笹崎伸司は8分29秒、光雄がバックドロップからの片エビ固めでキャリアの差を見せつけています。

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