mixiユーザー(id:6806513)

2018年06月05日20:36

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多和田葉子「聖女伝説」

献灯使という不思議な小説が、心に残るというより異物のようにひっかかっている。
雪の修練生のしろくまのカバーも異物だった。

この聖女伝説っていうのも、とても異物感が強い。
小説とは、言葉ではどうしったって言えないことに言葉を尽くすことだと思う。
絶対に伝えられないことを伝えることだと思う、
この話を分析する気はないし、好きな話でもないし、意味がわからない文章が8割方である。しかし、そういうものなんだな、と思う。
万人に理解されるものなど文学じゃあないんだと、また思う。
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コメント

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