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2016年10月06日21:19

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卓球が人気スポーツになるなんて

10月になったというのに、30度近い気温と強い日差し。
まだまだ長袖など必要なさそうな気候だ。

NHKで、「オリンピック後、卓球人気がうなぎのぼり」というローカルニュースをやっていた。
大阪市内にある「卓球バー」が大人気とのこと。
卓球教室も希望者が増加、また先日おこなわれた市内の卓球大会では500人もの参加者があったとか。

隔世の感だ。
こういう時代が来るとは・・・(遠い目)。
元卓球部のエース(自称)としては、感慨にふけるしかない。
卓球はダサい、暗い、カッコ悪いとさげすまれ、元卓球部員であることも秘密にしていた日々を思えば、ずいぶん遠くまで来たものだ、の感を強くする。
前にも書いたが、福原愛ちゃんの登場で風向きがずいぶんと変わり、彼女を目標に、と石川佳純選手や伊藤美誠選手も台頭し、すっかり人気競技になったと思う。
その意味では、愛ちゃんは卓球界の救世主かもしれない。
ただ「卓球バー」はいただけない。
飲酒してラケットを握るなぞ、不謹慎極まりないではないか!

30年、40年たてばやはり世の中相当変わってしまうものだ。
長く生きると、そういうことが増えてくる。
卓球人気もそうだが、昨今、たてつづけに「世の中ずいぶんと変わったもんだ」としみじみ思うニュースがつづく。

ホンダとヤマハの50CCバイクの生産提携。
現在、国内販売台数は、1980年の1割強しかないそうなのだ。
ちょうどわたしが大学生の頃は、「スクーター」のブームで、学内でもホンダの「タクト」やヤマハの「ジョグ」に乗っている学生が大勢いた。
TVCMでも、各社が大量のスクーターのCMを流していた。
それが、最近、スクーターのCMって全然見ないよね? と気づいたのはいつごろからだったか。
若年層の人口減がこれほどまで販売台数減に影響するとは。
新聞記事では、電動自転車と軽自動車購入者に挟まれ、50CCバイクが中途半端な存在になっていた、という解説も。

きょうはセブン&アイ ホールディングスとエイチ・ツー・オー リテイリング(阪急阪神グループですね)の業務・資本提携のニュース。
流通業界の勢力地図も本当に様変わりした。
西武ライオンズが優勝して、イトーヨーカドーでなぜセールをやるんだろ? と思ったら、いつのまにか西武百貨店もセブン&アイの傘下になっていたり、三越も伊勢丹も同じグループになってしまうし、ダイエーは、その名前自体もなくなってしまう。
九州にあった「ニコニコドー」や「寿屋」といった有力地場スーパーも、潰れてもうない。

現在、兼業主婦世帯がおよそ1000万世帯、専業主婦世帯は600万世帯だそうである。
かつてはこの数字は逆だった。
「共働き家庭の子どもはかわいそうだ」という言説が、わたしの子どもの頃はまかり通っていたが、政府が共働きを推進する時代が来ようとは、これまた隔世の感。
「世の中はいつも変わっているから 頑固者だけが悲しい思いをする」
とうたったのは中島みゆき。
生きていくとは、変化する、ということなのかもしれない。
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