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2016年10月04日14:52

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2016年9月 読書記録

この中で一番の拾いものはニュートンムックの「人体図」です。
この本を知ることができたのは夏休みのおかげ。夏休みの学習を助ける名目なのか、本屋さんで科学関連の一般向けの本が企画されていたうちの一冊でした。でなかったら存在を知ることはなかったのでありがたい。

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5313ページ
ナイス数:82ナイス
http://bookmeter.com/u/2134/matome?invite_id=2134

■浅井三姉妹 江姫繚乱
初読みの作家さん。この作家さんのほかの本を読みたいと思ったのだが図書館になかったので、あったこの本をとりあえず借りた。江姫の存在はもちろん知っていたが、私が今まで読んだものは徳川家に嫁してからのことがほとんどだったので、それ以前のことを知ることができて良かった。ただそっちに重点が置かれた結果、徳川時代の諸々はほとんど描かれず。そこは不満。でも読みやすくて、今までなんでこの方の本を読んでなかったんだろうと不思議だった。他のも読んでみよう。
読了日:9月1日 著者:篠綾子
http://bookmeter.com/cmt/58719864

■獣の奏者 外伝 刹那
読了日:9月1日 著者:上橋菜穂子
http://bookmeter.com/b/4062164396

■狐笛のかなた
読了日:9月7日 著者:上橋菜穂子
http://bookmeter.com/b/4652077343

■コーラル城の平穏な日々 デルフィニア戦記外伝2 (C・NOVELS Fantasia)
読了日:9月7日 著者:茅田砂胡
http://bookmeter.com/b/4125011451

■危険なビーナス
読了日:9月7日 著者:東野圭吾
http://bookmeter.com/b/4062202409

■よっつ屋根の下
作者が一人一人に丁寧に向き合っているので、家族の気持ちがよく分かった。お母さんのかたくなな態度に私はイラついたが、私より息子のほうが大人だった。そうだ、彼女もまたある人の娘の立場から離れられなかったのに、それでも子供たちには負の連鎖を受け継がせなかったのだ。彼女の親や祖父母のことを考えれば、それがどんなに大変だったか。もともと大崎作品は好きだが、これは大好きな作品になった。
読了日:9月7日 著者:大崎梢
http://bookmeter.com/cmt/58854197

■恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂
続編を読みたいと思っていたが、これは以前の話。私は一子さんよりは年下だが、ここに書かれている時代を実際に知っているので追体験して懐かしくなった。職場の友人とちょっと晴れの日に頑張って行ったレストランのことなど思い出した。メニューを見ながら料理を選ぶなど不慣れなグループに丁寧に対応してくれたお店。もしかしたらこんな人たちがやってたのかなあ。
読了日:9月8日 著者:山口恵以子
http://bookmeter.com/cmt/58874804

■九十歳。何がめでたい
もう、最初から爆笑!気持ちいい。私が一時愛子さんから離れたのは、スピリチュアルな内容のものが増えたからだった。それはどうやら今でも少し続いているらしいね。でも「グチャグチャ飯」を読んで、私も涙が出てきたわ。そういうものもきっと必要なのね。おしまいに、ここで休ませていただくとあったが、戦いの矢玉がたまったらまた書いてほしいです。
読了日:9月10日 著者:佐藤愛子
http://bookmeter.com/cmt/58913463

■紫式部の娘。賢子がまいる!
賢子は14歳だから今だったら中学生。私がもしこの子と同じクラスだったら、絶対関係を持ちたくないと思うような思い上がった子だわ。漫画みたいな表紙と、きゃぴきゃぴした出だしで軽いドタバタかと思って読み始めたけど、物語が進むにつれ結構重くなった。賢子と母の紫式部、彰子と父の道長の関係が興味深い。なのにそこが説明だけですまされているので、せっかくの設定が生かされず軽くなってしまった。もったいないよ〜。もっとじっくり書いてほしかった。残念だ。
読了日:9月14日 著者:篠綾子
http://bookmeter.com/cmt/59006031

■あしたの君へ
最近あまりハードな内容は読めなくなってきて、でも軽すぎるのもね〜とわがままな私。これはそういう私の好みにぴったりだった。お仕事小説としても読めるし、主人公が悩みながら成長する青春小説でもある。自分はこの仕事に向いてないかも、と悩む謙虚な気持ちが大切だと思う。是非シリーズ化してほしいな。
読了日:9月15日 著者:柚月裕子
http://bookmeter.com/cmt/59026284

■人体図 (ニュートンmook)
最近腸内フローラとか腸活とかよく聞く。でも菌が住んでいるのは大腸でしょ?昔の私の知識だと大腸の働きは水分の吸収。栄養を吸収するのは小腸でそこに住んでる菌はいないはず。腸が無菌のマウスは普通のマウスより長生きだって。なんか分かんないな〜と思ってたところで出会ったこの本。早速腸のところを読んだら分かった!やっぱりほとんどの栄養は小腸で吸収だから私の知識は間違ってなかった。でも大腸で残りかすを食べる菌のうち、人間が分解できないものを食べてそれを大腸で吸収できる形にしてくれるのがいる!(コメントへ)
読了日:9月18日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/59091740

■よき群れより放たれ - バンダル・アード=ケナード (C・NOVELSファンタジア)
ものすごく久しぶりに出版されたバンダル。でも前の話を引きずってないので、復習なしに楽しめた。今回も1冊で1話。エルディルがしっかり出てくれて嬉しい。最近本屋でCノベルスの場所がすごく狭くなってるので、最初からネット購入した。届いてから本屋にも行ったがやっぱりなかったわ。後書き読んでオトナの事情を想像したけどよく分からなかった。このシリーズの今後は何とかなるみたいだから、まあいいか。
読了日:9月18日 著者:駒崎優
http://bookmeter.com/cmt/59095755

■ふじようちえんのひみつ: 世界が注目する幼稚園の園長先生がしていること
この幼稚園の建物はテレビでも見たことがあり、魅力的だと思っていた。 もしすぐ近くの幼稚園がここだったら、自分の子供を入園させていたと思う。ただ遠くて通園に時間がかかるようならどうだろう。最初のうちは素晴らしいと思って読んでいたけど、なんというか時々いごごちの悪さを感じてしまった。私はどうもすごく信念をもって活動している人が近くにいると、離れたくなるみたいだ。
読了日:9月20日 著者:加藤積一
http://bookmeter.com/cmt/59147064

■水の都 黄金の国
ほんとに地味で、セピア色の写真を眺めているような小説だった。江戸川乱歩を100倍に薄めた感じ。私はこの雰囲気は好きだが。エピローグ!これプロローグじゃないの?これをエピローグにするなら、絶対プロローグが必要だと思うのに無いのは納得できない。そして1話ごとに、もう少しずつ清人のことを語って、最後に読者が納得できるような工夫も欲しい。いろいろ不満を書いたが、惜しいなあと思うゆえなので許してほしい。
読了日:9月20日 著者:三木笙子
http://bookmeter.com/cmt/59147203

■謎の独立国家ソマリランド
面白いらしいとネットで知って図書館で借りた。本の厚みに驚いたが、評判通りすごく面白いのでどんどん読めた。ややこしい名前や関係を、日本人に馴染みのある歴史上の人物に当てはめて説明してくれると頭にすっと入ってくる!これはすごいと思った。高野さんがソマリランドにどんどんはまり込んでいく様子を心配しながら読んだけど、たった一度の人生を目いっぱい生きてる人なんだなあ。そしてつい先日NHKのクローズアップ現代プラスでソマリアのことを放送した。(コメントへ続く)
読了日:9月24日 著者:高野秀行
http://bookmeter.com/cmt/59237341

■エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ (講談社タイガ)
ヒバシュウが出てきてから、何となくRDGっぽくなってきた感じ。モノクロの考え方が新鮮で興味深い。今回母親が全然出てこなかったが、普通は連絡を取り合うものじゃないのかなあ。夫の実家に娘が世話になるのにあまりに無関心な気がして、もしかして何かあるのかとつい深読みをしてしまうのだがどうなんだろう。ともかく面白かったので続編を待ちます。
読了日:9月25日 著者:荻原規子
http://bookmeter.com/cmt/59263353

■腸内細菌が家出する日
確かに藤田さんの言うことに一理あると思う。ただ、それは矛盾では?とか、そう決めつけるのは学者さんとしてどうよ、と引っかかる箇所があちこちにある。そしてもっと昔、寄生虫たちと共存していたころの人びとの寿命が今よりずっと短かったことについて、何の考察もないのがとても気になった。
読了日:9月30日 著者:藤田紘一郎
http://bookmeter.com/cmt/59377306

■青の数学 (新潮文庫nex)
他の方も指摘していたが、名前が個性的な登場人物が多すぎる。名前は今時だと仕方ないかもしれないが、姓はもっとありふれていた方が良かったと思う。主人公が一見考えていないようだが実は相当考えて悩んでいるので、今までの作品に比べ疾走感は少なかった。ひたむきな若者がまぶしく、彼らを陰で支える大人の存在に好感が持てた。支える大人の側の視点で書いても、面白いものができたのではないだろうか。
読了日:9月30日 著者:王城夕紀
http://bookmeter.com/cmt/59377376


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