殺し屋の兄弟はアルバイトという身分のため協会からはまともに扱ってもらえない。バリバリ活躍している協会員のコンビを殺害すれば地位をチェンジできる、という噂を聞いた兄弟は凄腕女殺し屋コンビをターゲットにする。そんな凄腕女殺し屋コンビのちさととま
血まみれのドレスを着た若い女の死体が発見されメグレ警視は捜査を進めると刺殺が原因ではないことが分かってくる。亡くした自分の娘と被害者がダブってみえたり、被害者と亡き娘と同年齢の家出娘に心乱されたりしつつメグレ警視は真相に近づいていく。あまり
ニューヨークでバリバリに活躍している弁護士は離婚して新しい妻と幼い子供と充実した人生を送っている。ある日、別れた妻が弁護士の元を訪れ、高校生の息子の様子がおかしいと伝える。弁護士が息子に会ったところ、息子は父親と一緒に暮らしたいという。息子
20年ぐらい前に著作権侵害で世間を騒がせたファイル共有ソフト「Winny」の開発者が逮捕された事件の法廷闘争を弁護団側から描く実録社会派エンターテインメント。Winnyで世間が騒いでいたことは何となく覚えているけど、開発者が逮捕された、とか
庵野秀明監督による新生仮面ライダー。庵野秀明単独監督作は久し振りか。これはヘンテコな映画だ。人が全く出てこないゴーストタウンのような場所でストーリーが展開される。ダムや工場や操車場など人が死に絶えた後の世界なのか。商店街の人々は洗脳されてい
妖術がはびこる明治か大正時代らしき帝都にて、妖術使いの家系に生まれたのだがその力がないために虐げられている娘と妖術使いの家系のエリート軍人が政略結婚させられる。初めは娘を邪険に扱うエリート軍人だがやがて娘の性根にほだされて切っても切れない仲
子供がスーパーヒーローに変身して悪と闘うDCの方のアメコミ映画のパート2。前作は身体こそマッチョな大人だけど精神年齢は子供のままというギャップが笑いに通じてそこそこ楽しかったが、本作ではもう子供と呼べない年齢になって責任感も生じたりするので
宮古島のヴィラを中心に、新しくオーナーになった関西の若い女、今は亡きヴィラ創設者の愛人の元舞妓、アルツハイマーの母親のところに戻ってきたやくざの男、コロナで旦那を失い失意の日々を過ごす母娘、突如行方不明になった娘を十年以上に渡って探している
売れない俳優の青年は死体役ばかりオファーされている。死体役にこだわりをもち演出家にも意見を言ったりしてうざく思われることもしばしば。実家の母親が倒れた、という知らせを聞いて急いで帰郷したところ母親はピンピンしている。青年が呼んだデリヘル嬢は
坂東玉三郎のパフォーマンスとそれを観客席で見る玉三郎本人、玉三郎のインタビューと官能的なショートストーリー、杉村春子や日本最高齢の芸者のインタビュー、大野一雄の舞踏などを交えるフィクションともノンフィクションとも言えないダニエル・シュミット
男性ストリップのショーダンサーの生き様を見せるシリーズ第3弾のスティーブン・ソダーバーグ監督作。1作目は見ているけど2作目は見ていない。2作目は監督がスティーブン・ソダーバーグではなかったけど本作では監督に帰り咲く。本作のマイクは金持ちの女
明治時代の小倉にて、心優しき荒くれ者の車夫である松五郎は怪我をしたチビッ子を助けたことによりその家族と親しくなる。一家の主人が病で早逝し、松五郎は父親のようにボンボンを可愛がる。ボンボンは逞しく育つのだが、松五郎は奥さんに恋心を秘めつつ独り
独り身で初老の偏屈なオットーは会社でも煙たがられ買物の際に店員からも避けられる。人員整理のため会社を辞したオットーは近所をパトロールしては文句ばかり垂れている。そんなオットーの家の向かいに陽気なメキシコ人家族が越してきて何かとオットーの世話
クリーニング店を営む中国系アメリカ人の夫婦は税務署で経費を認めてもらおうと強面女性税務官と対峙する。優しいけど優柔不断な夫に呆れつつ資料を再提出を求められている妻だが、別次元からやってきて夫に乗り移った男から警告され、やがて妻も別次元に引き
数年後に巨大彗星、通称妖星ゴラスが地球を直撃することが分かり、各国で協力して南極に複数の推進装置を設置して地球の軌道を変えようとする東宝製SF特撮映画。小学生の頃と中学生の頃にテレビで見たことはあるが映画館でちゃんと見るのは初めて。最初に見
婚約者の素行調査を命じられた探偵社の女性社員探偵はお嬢様の婚約者を調査する。婚約者は親戚の名前を騙り至る所に女がいるプレイボーイで、女探偵にもモーションをかけてくる。女探偵を白川由美、プレイボーイを土屋嘉男、プレイボーイの親戚を平田昭彦が演
スティーヴン・スピルバーグが自分と家族をモデルに自分史と家族史を綴る極めてパーソナルな自伝的映画。最近こういう映画が多い気がするがまさかスピルバーグが撮るとは思わなかった。自分がいじめに遭っていたり母親の不倫を扱ったり、と決して美化しない過
安倍元首相を銃殺した男がいかにしてそうなっていったか、を早速映画にした足立正生監督作。国葬の日にイベント上映し、その後完成版として公開。さすが元日本赤軍闘士、やることが過激でフットワークが軽い。統一教会への怨み、ひいてはパトロンでもある安倍
伝説的なTBSドキュメンタリーをTBS入社研修で見て衝撃を受けたディレクターが当時と現在の世相が似通っているこよに気がつき、日の丸の意味を街頭インタビューで人々に問うドキュメンタリーを現在で再現、と共に当時の関係者や記録映像をもとに伝説的ド
デンバーからサンフランシスコへ短時間で乗用車を移動することにしたやさぐれドライバーが大陸を爆走し、ヒッピーやバイカーに支援されつつ警官の追撃を振り切って滅びの道へ邁進するアメリカンニューシネマの名作。実は見るのは初めて。バニシングなんとか、
フリーランスの売春婦として生活の糧を得ている若い女が贋作絵画ディーラーに恋をするのだが一癖も二癖もある贋作絵画ディーラーに翻弄される。若い女は自身の生き方を見つめ直したうえで友人の結婚パーティーを滅茶苦茶にしたりしつつ自分を全肯定する。「D
高級マンションで家族と暮らす主婦がセールスマンを邪険に扱ったことにより逆恨みに逢い、セールスマンのストーカー行為がやがて暴力へと変質していく。主婦は自分と子供を守るため必死の抵抗を試みる。バブルの頃のスプラッタームービー全盛期に高橋伴明監督
「ブレードランナー ファイナル・カット版」の映像に昨年亡くなったヴァンゲリスの音楽の部分を生演奏で充てるシネマコンサート。映画自体は何十回も見ているので今更見に行く必要もないのだが、ヴァンゲリスの楽曲の演奏を聴きたいので行くことにした。ヴァ
ホテルの一室にマリリン・モンローとアインシュタインとジョー・ディマジオとジョセフ・マッカーシーが出たり入ったりして議論を交わす舞台劇をニコラス・ローグが映画化した旧作。見るのは初めてで、変な映画だとは聞いていたがそれほど変でもなく、ただ何を
マッチョなゲイとパーソナルトレーナーのイケメンゲイが恋人同士となるのだが一旦別れ、再び恋人同士となって強固な絆が生まれる。イケメンの母親も交えて家族ぐるみの関係になるのだが、蜜月期間は長く続かない。鈴木亮平と宮沢氷魚がゲイカップルを演じる。
高山から転落した遺体を捜査する刑事は若くて美しい未亡人を尋問する。事故か殺人か自殺かを捜査していくうちに刑事は未亡人に惹かれていき、未亡人も刑事に惹かれていく。事件は自殺として解決し、数年後に刑事は未亡人と再会する。女は金融ディーラーと再婚
有能な若手銀行員が巻き込まれた巨額融資詐欺事件と関連する様々な事象を中年窓際銀行員が快刀乱麻と真相解明していく金融サスペンス。映像化の絶えない池井戸潤原作の映画化最新作で、一気に2時間見てしまう。一気に見れてしまうほど面白いのであるが、映画
池波正太郎原作の大人気シリーズをトヨエツ主演で映画化。うーん、これは面白い。トヨエツ演じる藤枝梅安がセクシーで仕掛人仲間の彦次郎との関係も楽しい。ダークな話の中での清涼剤のような効果。照明も行き届かなかっただろう江戸の夜はしっとりと暗く、質
17世紀のイタリアで同性愛の咎を受けた実在の修道女ベネデッタの半生をスキャンダラスかつ聖性に描くポール・ヴァーホーベン監督作。聖職者の性と聖、キリストへの思慕と幻視、横暴な権力者とペスト流行による多数の死者、という俗なストーリー展開はヴァー
サノスの脅威から人類を救ったアントマンはそのことで人々に感謝されていて前科持ちのキャリアはうやむやになりティーンエイジャーになった娘と共に楽しく過ごしている。先代のアントマンである恋人の父母とも良好な関係を築いている。そんな家族が量子世界に