宮古島のヴィラを中心に、新しくオーナーになった関西の若い女、今は亡きヴィラ創設者の愛人の元舞妓、アルツハイマーの母親のところに戻ってきたやくざの男、コロナで旦那を失い失意の日々を過ごす母娘、突如行方不明になった娘を十年以上に渡って探している夫婦、などなどを複合的に描く群像劇にして上西雄大監督の新作。
上西監督といえば最初の映画は大変良かったのだが、それ以降の映画はそんなでもなく、それでも何故か中毒性があって次のを見たい、と思ってしまう。上西監督自ら演じるキャラクターと劇団看板娘二人のキャラクターが強烈に面白く、その3人を見たい、というのもあるかも。
本作も話自体はそれほど面白くないけど、強烈なキャラクターの登場人物が次から次へと出てきて楽しい。パート2もあるらしいがそちらは果たして公開されるのだろうか。
ログインしてコメントを確認・投稿する