実家から通学すると遠くなってしまうため叔父さんの家で暮らすことになった男子高生。家に行ってみると叔父さんはいつの間にか脱サラして漫画家になっていて、家はシェアハウスで雑多な人たちが済んでいる。男子高生はいつも不機嫌顔の年上美人OLに惹かれ、
不眠症に苦しむ男子高生は掃除道具を取りに訪れた学校の天文室の居心地の良さに自分の居場所を見出す。天文室に入り浸っていた同じ症状の女子高生とも親しくなり、快適な高校生活を送ろうとしていた矢先、天文室を私物化していることを教師に見つかってしまう
歩行者通行量調査のアルバイトで見初めた女を追いかけ続け、5年後にその女の近所に住んで監視している変人男。女は見られていることに気が付き、変人男にアプローチしてくる。キモい男といい女の変わったラブストーリーのようなそうじゃないような城定秀夫監
スチュワーデスの若い女は合コンで玉の輿を狙っている。スチュワーデス仲間と合コンした女は先輩のオールドミスが弁護士とくっついたことに嫉妬し、医師だという男にアタックする。医師だという優男でイケメンの男は実は自動車修理工で、スチュワーデスの女に
出産直後に赤ちゃんを残して失踪した娘らしき人物が見つかった、と報告を受けた老女が会いに行くとその人物は過去の記憶を失っていた。アメリカから帰国した孫娘も含め微妙な関係になった3人の女たちだが、記憶喪失の女が幼い頃の記憶を話したところ、老女は
婚約者の父親は美人の母親と愛人関係にあり、そんな状態で結婚してよいかどうか悩む主人公青年だが婚約者の若い女はあっけらかんとしている。過去と現在が交差しながらそのうち観念の世界になっていく吉田喜重監督作石坂洋次郎が原作とのことだが、どこまで原
高度経済成長期、瀬戸内の造船所へ大阪から集団就職でやってきた十八人の若者を寮で面倒みることになった労働者と十八人の諍いや交流を描く吉田喜重監督作。大島渚とはまた違った荒々しさが魅力といえば魅力だけど、まあ暑苦しくはある。意外とわかりやすい作
10年服役した後で出所した男はギャンブラーとしてカジノを渡り歩いて生活している。そんなギャンブラーが知り合った若い男は自身の過去に深い関係のある男で一緒に旅を続けつつ、旧知のギャンブラーの勧めもありポーカーの世界大会に出場する。そんなギャン
栄光の頂点で現役引退し、順風満帆の第2の人生を歩んでいるクリードのところに少年時代の因縁の兄貴分が現れる。長い間ムショに服役していて晴れて出所の身になった兄貴分はクリードにボクシングを教えた張本人で、かつてクリードを助けるために逮捕されお勤
メキシコ湾の油田の検査に訪れた社員と家族と残された作業員が直面する脅威。放置された海底油田は外部と連絡が取れず、周りには伝説の巨大サメが人間を食べようと泳ぎ回っていて、油田には時限爆弾がセットされている。ああ、これはしょうもない。有楽町マリ
元ナチスのカルト宗教家がチリで作ったコロニア・ディグニダという共同体に入所してきた少年の目を通して、共同体の闇を暴く実録社会派映画。不勉強ながらこんな施設があったことは知らなかった。ホロコーストと同等の負の遺産なのだろう。世の中には知らない
シングルマザーの美しい女性は元大学教授の父親が認知症の症状から目が見えなくなって病院をたらい回しにされた挙句、施設に入れられたことに罪悪感を覚えている。そんな折にイケメンの旧友に再会し、妻子持ちだとは知りながら新しい恋にときめく。レア・セド
アイルランドの労働者階級の若者がソウルバンドを結成しようとし、仲間と共にオーディションでバンドメンバーを集める。集まったメンバーは最初は下手だったものの練習を重ねるにつれ上達していく。ザ・コミットメンツと名付けられたバンドはステージでは調和
人には言えないアブノーマルな性癖とフェティシズムをテーマにした井口昇監督による3話のオムニバス映画。パワハラによる虐待を妄想で吹っ飛ばす1話、四肢切断愛といじめへの逆襲の2話、汚物への忌避と潔癖症と感覚遮断へ至る3話。回を追うごとに段々とア
震災後の放射能汚染の恐怖から逃亡した夫が数年ぶりに家に帰ってくる。義父を看取った妻は新興宗教で精神の安定を保っているのだが夫の再登場に揺らぎ始める。夫はガンを患っていて高額な治療費を頼りにしている。地方に就職した息子が帰省した際、聴覚障害の
星間航行中の事故により未知の惑星に不時着した宇宙船の生存者は操縦士と乗客の少女2人。2人は発射できる小型宇宙船が墜落した場所まで向かうのだが、道中で恐竜に襲われたり、とサバイバルを繰り広げ、そんな最中、惑星には巨大隕石が迫ってくる。映画は6
保守的なコミュニティにて、男に迫害され性暴力の被害に遭い続けている女性たちが、男たちがいない間に今後どうするかを納屋で議論する。実話を元にしたストーリーと聞いていたので、何とかして現在の地位を確立させた歴史的な話で、重たい話だけどこいう過去
獅子舞に人生をかける少年たちを全編フルCGで見せる成長と競技会の熱い熱いドラマ。中国の獅子舞って面白い。愛嬌のある顔をしてアクロバティックな動きで華麗に舞う。競技会となるとスポーツの要素も加わり格闘技の側面もある。奥が深いな。春節の祭りとか
童話作家の女性は聞こえるはずのない声が聞こえたり、数年前に事故死した男が見えたり、しまいには自分自身を見かけたりするようになって心身ともに壊れていく。ロバート・アルトマン監督による神経症的スリラー。ビデオソフトは出ていたものの劇場公開は初と
レイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド小説を映画製作当時の70年代初頭のロスアンゼルスを舞台に映画化したロバート・アルトマン監督作。未見のアルトマン監督作の中でこれが一番見たかった。夜中に猫の餌を買いに街をさまようフィリップ・マーロウ
中年オヤジの映画監督は最近失恋して意気消沈している。そんな監督のところに友人の大女優が若いイケメンを連れて遊びに来る。イケメンに一目惚れした監督は翌日イケメンを夕食に誘い一緒に暮らすことを提案。イケメンが監督の家に居候して数ヶ月後、イケメン
ポルトガルでSF映画を撮影中のクルーはフィルムと資金が尽きてしまったために撮影を一時中断。何をするでもないクルーと俳優陣は暇を持て余す。監督は以前に撮影済フィルムを持って帰国したプロデューサーに会いにロスアンゼルスに旅立つ。ロスアンゼルスで