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日記一覧
- 孤狼の血
- 2018年05月26日02:14
昭和の終わり頃の広島を舞台にやくざの抗争と悪徳警官との関係を描く白石和彌監督作。冒頭の東映クレジットと音楽とナレーションで深作欣二へのリスペクトが感じられ、内容も演出も東映実録路線そのままで熱い映画だった。この話を東映で作ったことに価値があ
- モリーズ・ゲーム
- 2018年05月25日00:34
ウィンタースポーツの女性アスリートが現役引退後に自らの才覚によってポーカークラブのオーナーになり、若くして巨万の富を得たもののやがて逮捕されてしまった、という実話の回顧録の映画化。まず主人公のモリー・ブルームという人のことを知らないし、セレ
- ＭＩＦＵＮＥ：ＴＨＥ ＬＡＳＴ ＳＡＭＵＲＡＩ
- 2018年05月21日23:40
三船敏郎に関するドキュメンタリー映画。ちょっと前に「世界のミフネと呼ばれた男」という展示会を見に行った時に本作のチラシが置いてあったので公開を楽しみにしていた。やっと公開されて見に行ったが、何ともあっさりしたドキュメンタリーだなぁ。面白くて
- ホース・ソルジャー
- 2018年05月19日21:37
９.１１の直後に米軍特殊部隊がアフガニスタンに赴き、現地の勢力と共闘してタリバンの拠点の一つを制圧した、という実話の映画化。そんな実話があったことすら知らないし、仮に知ってたとしても出来事に共感できるわけではない。戦闘シーンの苛烈さと迫力に
- タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜
- 2018年05月19日01:46
１９８０年韓国の光州事件を取材に来たドイツ人ジャーナリストがソウルから光州へタクシーに乗って赴き、報道と真実の違いをまざまざと見せつけられる実話ベースの話。戒厳令と軍部独裁というイヤな時代の韓国で何が起こっていたのかを赤裸々に描く。タクシー
- モーリス
- 2018年05月13日20:40
第一次大戦前夜のイギリスを舞台に裕福な家庭に生まれたモーリス青年のホモセクシャルな恋と苦悩を描く文芸映画。学生の頃に公開された時にヒットしていたのは覚えているけど当時はどうも見る気になれず、あれからかなり経ってから４Ｋリマスター版の公開とい
- マルクス・エンゲルス
- 2018年05月13日19:39
若き日のカール・マルクスがフリードリヒ・エンゲルスと出会い、意気投合して様々な苦労の末に「共産党宣言」を発表するまでを描く伝記映画。意外と知らないマルクスとエンゲルスの人となりを小難しくもなくシンプルに見せていく。偉人伝というよりは、偉人の
- 愛人
- 2018年05月13日18:06
映画監督の父親が再婚した日本舞踊の先生とその子供たちと下宿している助監督による恋のさや当ての市川崑監督ラブコメディ。誰が誰を好きで、と入り乱れる恋模様に親も絡んできて大混乱。一人蚊帳の外のお父っつぁんが大声で喚くあたりが楽しい。衝撃の発言を
- 破れ太鼓
- 2018年05月13日16:26
暴君として君臨する一家の長に対峙する家族たちの姿を喜劇として見せる木下惠介監督作。シリアスなドラマとして見せたらいくらでも重厚に出来るだろうけど喜劇として軽やかに見せているところが木下惠介の面目躍如たるところ。笑いながら見ているうちに暴君の
- アイ，トーニャ 史上最大のスキャンダル
- 2018年05月13日14:54
リレハンメルオリンピックでライバル選手への襲撃を疑われた天才フィギュアスケート選手のスケートに賭ける情熱と事件の真実を描く実録エンターテインメント。冬季オリンピック自体にそれほど関心がなく、元となった事件も覚えているようなそうでもないような
- ザ・スクエア 思いやりの聖域
- 2018年05月13日13:28
国営の現代美術館のキュレーターが経験する仕事絡みの不快なことの数々。ほとんどが身から出た錆で他人の所為に出来ず追い込まれていく。笑い飛ばしているうちに段々と他人事とは思えなくなり笑えなくなっていく。猿人間のくだりはパフォーマンスなのかトラブ
- ラプラスの魔女
- 2018年05月12日00:59
不可解な状況で発見された遺体が事件かどうかの調査に協力した大学教授が未来を予測出来る女とその友人による復讐計画に巻き込まれていく異色ミステリー。東野圭吾の原作を三池崇史が監督し、これまた異色の組み合わせ。最近の東野圭吾原作の映画はつまらなく
- サバービコン 仮面を被った街
- 2018年05月10日01:02
１９５０年代アメリカで郊外の瀟洒な住宅地に起こった強盗殺人事件の顛末と排他的な住民たちによる黒人差別から暴動へと至る過程を並行して見せるジョージ・クルーニーが監督したダークコメディ。ジョージ・クルーニーは俳優としては一流で人望も厚いらしいけ
- ラスト・ワルツ
- 2018年05月03日21:47
ザ・バンドの解散コンサートの模様とメンバーのインタビューで構成されたマーティン・スコセッシ監督作。学生の頃に見ているが当時はザ・バンドもニール・ヤングもボブ・ディランもマディ・ウォーターズも別にファンではなかったが、オッサンになり洋楽もある
- いぬやしき
- 2018年05月03日19:55
定年間近のオッサンと高校生が正体不明の存在によりハイパーロボットに変身させられ、無差別殺人を繰り返すようになった高校生を阻止すべくオッサンが闘いを挑むＳＦアクション。原作は人気あるコミックだそうだが例によって存在すら知らず、だから予備知識も
- さよなら、僕のマンハッタン
- 2018年05月03日11:56
裕福な家庭に生まれ一人暮らしを始めたニートの青年が父親の浮気相手に惚れてしまい、奇妙な隣人との交流もありつつ成長していく青春映画。途中までウディ・アレンの都会派コメディのように進んでいって、そのあたりまでは面白いのだけど段々とつまらなくなっ
