安倍元首相を銃殺した男がいかにしてそうなっていったか、を早速映画にした足立正生監督作。国葬の日にイベント上映し、その後完成版として公開。
さすが元日本赤軍闘士、やることが過激でフットワークが軽い。
統一教会への怨み、ひいてはパトロンでもある安倍元首相への怨みが主人公の心情と相まって切々と訴えかけてくるものがあるが、同情する感じでもない。獄中にいる兄に対して誇りに感じているような発言をする妹のモノローグも何か変。
観念的な部分がほぼなく、本作は今までに見た足立監督作に比べて見やすくて分かりやすいかもしれない。
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