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日記一覧

百姓(映画メモ)
2018年12月23日17:28

『輪違屋糸里』@有楽町幕末、新撰組もの。芹沢鴨暗殺にまつわる物語。キャッツのアニとマスターが、そろって暗殺されるという。。。藤野涼子は、デビューのころから一貫して落ち着いた雰囲気だけど、だんだんと大人の顔になってきた。溝端くんは、立花登のイ

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INGA(観劇メモ)
2018年12月22日21:53

『日本の歴史』@世田谷パブリックシアター今年の観劇締め。三谷ミュージカル。卑弥呼時代から二次大戦までの歴史を、テキサスの、あるファミリーの歴史を重ねて描く。歴史的事件も家族の事件も、構造は大して変わらない。そうやって歴史は続いていくのだよ、

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『十二月の蜘蛛と火曜日のオルガン』@駅前劇場これで休止っぽい感じの、qui-co。地方の狭い人間関係の中で、2つの死を巡って、後悔を引きずりながら生きている人たちの話。主人公が誰なのかが分かりづらい群像劇。幹になるストーリーに加えて、過去を描くA

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クネ夫(観劇メモ)
2018年12月15日22:25

『ロミオとジュリエット』@本多劇場湾岸では、別のクドカン×シェイクスピアが上演中。下北沢では定番の悲恋モノ、ロミジュリ。満島ひかりが企画して降板したという曰くつき。悲劇は喜劇と紙一重、という一言に尽きる。多少のネタは入れているものの、ストー

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チコリ(観劇メモ)
2018年12月09日17:31

『埋める女』@スズナリ城山羊の会の新作。突然、客席に向かって話し出す岩谷さん。彼の語りから、いつもの山内ワールドが展開していく。1人ずつ、絡む人物が増えていきながら、女性は、全員岩谷さんとつながっているという。。。岩谷さん、岡部さん、福井さ

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よーそろー(観劇メモ)
2018年11月25日17:57

『命売ります』@サンシャイン劇場2週連続、三島原作。6年ぶりのサンシャイン劇場。原作未読なので、芝居の流れのみだと、主人公の行動の理由がよくわからんかった。狂言回しのような川上さんの印象が、なんだかふわっと残る2時間半。ああ、音楽行かないで、

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ジュニア(観劇メモ)
2018年11月17日22:39

『豊饒の海』@紀伊国屋サザンシアター三島の四部作を、1本の戯曲に。浮世離れした清顕の転生を、3人の長身イケメンが、そして浮世に生き延びる1人の男を、年齢の違う3人の小柄な普通の男が演じる。初音さんも長身なので、見栄えが恐ろしくよい芝居。三島とい

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はいー?(映画メモ)
2018年11月11日14:45

『生きてるだけで、愛。』@新宿本谷ストーリーらしい、ぶっ壊れ女子とそれに付き合う同棲彼氏のお話し。エキセントリックなキャラクターを、全力で演じつつ嫌味になりづらい若手女優が少ないのかもしれない。その意味では、趣里ちゃんの需要は高まりすぎそう

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安全第一(観劇メモ)
2018年11月10日20:41

『付きまとう褐色』@浅草九劇人からの紹介で、観劇。客演つながりではあったけど、初「渋谷ハチ公前」。古びた長屋に住む人々の物語。時系列が行ったり来たりしながら、彼らの事情が見えてくる。早く抜け出せばよいのにと思わせる、決して幸福に見えない暮ら

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ひらひら(観劇メモ)
2018年11月03日22:53

『贋作 桜の森の満開の下』@東京芸術劇場9月に続いて2度目。当日券の行列から昼からできていたそう。いちど頭に入っている分、展開やストーリーにはついていけるけど、やっぱり解るようで解らない野田ワールド。妻夫木さん、舞台では堤さんに声が似てるんだ

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『純平、考え直せ』@新宿ネット住民を脇役にしながら進む話は、電車男の2chから、今やSNSへ。原作は結構前に読んでいた覚えがあるけど、当時より、さらにメディア環境が変化していると思う。どんどんスピードが上がって、いろいろな感情がこぼれやすく

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フィオーナ(観劇メモ)
2018年09月22日20:32

『チルドレン』@世田谷パブリックシアター地震と津波で原発がメルトダウンした地区。その原発で以前働いていた物理学者である初老の夫婦の元に突然現れた、昔の同僚。背景の設定は重いテーマなのに、男女の愛憎や、大人ならではの駆け引きの割と俗物的で軽妙

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『愛しのアイリーン』@日比谷スピリッツでも読んでいた衝撃作。漫画のような極端なデフォルメができない分、リアリティを持って、悲しみが増した印象。ラストの後日談を描かなかったのも、何とも言えない余韻をもたせて効果的。アイリーン役のナッツさんは、

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ガガ(観劇メモ)
2018年09月09日16:41

『サマータイムマシン・ワンスモア』@本多劇場あれから15年後に、またもやドタバタ。中年を迎えたSF研とカメラ部が帰ってきた。いつまでたっても成長することのない、ピーターパンのような面々は、20年経っても変わらず舞台に立っている演劇青年たちにダブる

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火花(LIVEメモ)
2018年09月08日21:45

『ハンバートハンバート FOLK IS MY LIFE 2018』@日比谷野音結成20周年の記念ツアー。夕涼み、というには少し暑い日比谷で。小さな子供を連れてきている、愛読書はリンネルっぽい感じの家族連れも。トークの掛け合いは、もはや漫才。懐かしい歌や、新し

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『SUNNY 強い気持ち強い愛』@新宿同世代は中年に差し掛かっていて、ふとした瞬間に青春を思い出したり、そんな余裕もなく日々を過ごしていたり。ちょうど安室が引退する今年、モテキテイストの中年向け映画で、あの頃を思い出す、サボりの午後。アリスに負

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みっちゅ(観劇メモ)
2018年09月02日17:44

『贋作 桜の森の満開の下』@東京芸術劇場チケット争奪戦がいつも以上に激しかったNODAMAP。ロングランなのに、当日券まで事前抽選。17年ぶりで同じ役を演じる深津さん。さすがにお肌に年齢を感じてしまったけど、少女の無垢の背後に隠された鬼の凄味がさら

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『サマータイムマシン・ブルース』@本多劇場映画化もされた、ヨーロッパ企画の出世作。20周年を記念して、新作と同時上演。オチを知っていても笑える、よいコメディ。20年前はリアルタイムな年代も、今となってはおじさんのコスプレ感ありつつ、童顔、という

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ネイマール(観劇メモ)
2018年08月11日21:29

『MAKOTO』@吉祥寺シアター新生阿佐ヶ谷スパイダース第1弾。中村まこと主演。まさか、今後も主演の名前をタイトルに???妻を失った男が、悲しみを忘れるために妄想なのか現実なのかわからない世界へ足を踏み入れていく。2020という合言葉とともに、変わっ

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14歳だった(映画メモ)
2018年08月04日18:10

『1999年の夏休み』@新宿公開30周年、デジタルリマスター上映。まだデビューして間もない4人の少女が少年を演じる。しかも少年同士の恋。さらに、声はアフレコ、というよく考えると、かなり実験的な作品。(女性ばりの高音、佐々木望!緒方恵美かと思った。

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IQ(観劇メモ)
2018年07月28日20:59

『マクガワン・トリロジー』@世田谷パブリックシアター殺す側と殺される側の会話で描かれる、IRAのヴィクター・マクガワンの3つの殺人シーン。3つのシーンが1年ずつの経年であるという構造や、バックボーンの説明がないので、フォロー情報が必要。2シーン目

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びーまん(観劇メモ)
2018年07月22日18:28

『死ンデ、イル。』@シアターイースト句読点三部作、ラスト。孤独の生まれかた。消えた女子高生について語る、彼女の周りの人々。その失踪にそれぞれが全くの無関係とは言えなくて。直接の原因とも言われたくなくて。実在するのかしないのかわからない、2人

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おもいやり(映画メモ)
2018年07月21日18:00

『スティルライフオブメモリーズ』@新宿個展を見た女性から、自分の女性器を同じように撮ってほしいという依頼。次第に、テーマとしての彼女の性器に捉われていくカメラマン。終わった後の感想は、何じゃそりゃ。大抵、セックスへ行ってしまうのが男側。狂気

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ぼくちゃん(映画メモ)
2018年07月20日23:56

『菊とギロチン』@新宿大正時代の共産主義青年たちと、女相撲一座の1年の物語。社会の底の方の人たちや、時代に振り回された人たちの群像なのに、男子校と女子高の部活ストーリーのような、変なバカバカしさというか、明るさのなかでただ勢いで進んでいくよ

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『半神』@銀河劇場赤鬼についで、野田脚本を中屋敷演出。乃木坂の桜井さんと、阿佐スパ加入の藤間さん。NODAMAP版は、だいぶ前だったから細かい部分はあまり覚えていなくて、新鮮な気分で、もう一度楽しんだ。桜井さんは、大島優子に見えた。藤間さん、ダン

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キッチュ(観劇メモ)
2018年07月07日22:10

『ザ・空気ver.2 誰も書いてはならぬ』@シアターイーストver.1ではTV局が舞台の政治忖度もの。今回は記者クラブ。凡ミスから漏れた総理と記者の癒着の証拠。それを知る、ネットニュース、大新聞、公共放送、様々な立場の記者たちの、ドタバタの半日間。前

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取手(映画メモ)
2018年07月04日23:37

『名前』@新宿映画サービスデー、会社帰りに。偽名を使ってでたらめな人生を送る中年男のもとに、突然現れた女子高生。もしかして、やっぱり父と娘?とかファンタジー?と思わせながら実は、という形の伏線を入れながら、少しねじれたふれあいを柔らかく描く

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空(観劇メモ)
2018年07月01日16:59

『蛸入道 忘却ノ儀』@森下スタジオスタジオ内をお寺の本堂にしてしまう、クラウドファンディングも募った大舞台。最低口数だけど、協力してみた。真夜中設定か、入場時にはスタッフからこんばんは、のあいさつ。前説はタニノさん自ら。芝居、というよりライ

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『ニンゲン御破算』@シアターコクーン初演の主役が亡くなって、当時の助演が主役を継いで。江戸末期の、史実と虚構を取り混ぜた、芝居に狂った一人のニンゲンの物語。勘三郎丈よりも、頼りなさげなサダヲ氏のほうがはまっていたように思う。前回より、幕末ド

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『お蘭、登場』@シアタートラムトラムの文学シリーズ。女優休業を宣言したKYON2を主演に、ツッツミーとカッツミーのおっちゃんコンビ。2016〜18年設定なのに文字右からとか。時代考証が適当というか、、、。チケット争奪戦の割には、軽いテイストの内輪受け

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