『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』@国立映画アーカイブ1980年の映画。バブル前、どこへ向かうのか迷走しはじめた日本のふわふわした雰囲気。嫌いじゃない。実は作中劇だった、的な不思議な構造の映画。ストーリーはあまり重要ではなく、とにかく原田美枝
『最高の家出』@紀伊國屋ホールももクロの高城れに主演。紫色の観客がめっちゃ多い。滑り倒した新喜劇のような前半部分のせいか、客席からいびきが聞こえてきた。ある意味共感。笑いを取りたい場面が、過剰なストレート演技で単なる残念なお芝居のように見え
『逆張ヶ浜に夕陽が落ちる』@シアタートップス久々のトップスで、ヨーロッパ企画イエティ。誰が主役がわからなくなるような、ドタバタでミステリーでバカバカしい群像劇。現実と妄想が入り乱れながら、結構ホラーチックなストーリーが見えてくる。呉城さんの
『兵卒タナカ』@吉祥寺シアター自分が信じて誇りとしていたものが、大切な者の犠牲の上に築かれていた絶望。タナカが殺したかったのは、きっと自分。見えない不幸や、見えてもその先にあるものまで具体的に想像できていない、ということは今でもたくさんある
『川辺市子のために』@サンモールスタジオ映画「市子」の元はこっち。映画では恋人が彼女の人生の断片を辿っていきながら語られていくのを、舞台では一堂に会した関係者の証言を組み合わせながら見せていく。基本的なストーリーは変えてないけど映画では、よ
『ハンバートのFOLK村』@東京国際フォーラム久しぶりのハンバートさん。2時間ずつの2部制で、カバー&オリジナルをふたりのおかしなトークを交えながら。あの2人いい感じに歳を重ねてるなあ。小さな子ども達もチラホラいて、ゆるくてピースな会場の雰囲気で