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日記一覧

タイトル(映画メモ)
2022年12月30日21:41

『ケイコ 目を澄ませて』@新宿今年の映画館納め。うーん、前評判が良すぎたか。ちょいちょいハンデだったり境遇だったりが挿し込まれているものの、説明的なものがほぼないまま、淡々と描写されていく日常。それだけに、最後まで誰にも感情移入できず他人事

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らーめん(映画メモ)
2022年12月25日19:55

『光復』@銀座年末にヘビーなものを観てしまった。父倒れる→母介護鬱→仕事辞める→父亡くなる→母認知症→生活保護→もうあかん、からの、昔の恋人との再会で希望が見えた女性。そして、不倫→母が彼に殺される→疑われ逮捕→過熱報道→攫われレイプされ山

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ぬっくん(観劇メモ)
2022年12月24日22:25

『いきなり本読み!in東京芸術劇場』@東京芸術劇場プレイハウス今年の舞台おさめ。WOWOWでもやっていて気にはなっていた、初見の本読み企画を、イブの池袋で。これ結構役者のIQとか教養的な部分も問われるな、と。字の読み方がわからない、とかは別として、

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おそうじ(LIVEメモ)
2022年12月20日22:57

『BiSH FES』@国立代々木競技場 第一体育館第1弾から3弾までの出演者発表時、全てBiSHというのでザワザワしたライブ。フタを開ければ、オープニングの星瞬6連発+3部構成で”いろいろなBiSH”を魅せるという趣向だったようで。そういう意味では集大成的なイ

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『ピーチの果て、ビーチのアビス、つまりはノーサイド』@サンモールスタジオ三部作のラスト。いちばん胸クソではあった。虐待やネグレクトで傷ついて歪んだ心が、虚言とマザーコンプレックスを増大するという割とありがちな展開を、発声で押し切った感じ。女

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そうであれ(観劇メモ)
2022年12月11日19:25

『ショウ・マスト・ゴー・オン』 @世田谷パブリックシアター代役でも話題になってしまった三谷芝居。先が少し読めているのに、やっぱり可笑しくて笑ってしまう。すべてがフリになっていて回収がさらに笑いにつながる安定の娯楽と、ちょっとした苦みや艶。あ

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『ツダマンの世界』@シアターコクーン芸術監督松尾スズキ、コクーン最後の新作かな。戦前から戦後にかけて、ひとりの作家と彼に関わる人々の、ある意味狂乱の物語。文学(賞)や、男女の情などにかなりシニカル。観終わった後、何だか無常感を覚えつつも、メ

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連弾(観劇メモ)
2022年11月23日17:49

『温暖化の秋』@KAAT城山羊の会、今年は三鷹でも下北でもなく。いつもの、淡々としながらずれていき、とてつもない行先へ進んでいく会話劇。常連に混じった趣里とシソンヌじろうが、何の違和感もなく、城山羊の世界の人に。二人とも少し狂気を感じる気がする

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ミスミソウ(観劇メモ)
2022年11月19日21:26

『夏の砂の上』@世田谷パブリックシアター少し季節外れの、暑いひと夏の物語。少し前に仕事を失った男が、静かに静かに、いろいろなものを失くしていく。突然現れた姪の存在が潤いになりそうに思わせつつ、やはり、夏の砂の上のひと雨程度でしかなく、きっと

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mouse・mice(LIVEメモ)
2022年11月06日18:16

『ふくしひとみ×リピイト SESSION LIVE vol.1 』@代官山ツイッターで見つけたアーティスト、ふくしひとみと、ダンサーユニットのリピイトが面白セッション。元々、かなり優秀なピアニストだったみたいだけど、地方アイドルみたいなことやったり、ダンスやっ

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するめ(観劇メモ)
2022年11月03日17:37

『左手と右手』@駅前劇場小松台東の宮崎芝居。東京から2度も出戻ってきた男と、腐れ縁のように一緒に暮らす女。そして、その家族や知人たちの何とも言えない閉塞した感情のぶつかり合い。狭い地域の濃い人間関係の中で居場所を探しそうとする者、居場所をつ

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『永遠の1/2』@京橋ディレクターズカンパニー、87年の作品。ときにんざぶろう&しのぶペア。どこかで観たと思ったら「朝顔」のペアだ。おかしな騒動に巻き込まれながら、オフビートに流れていくモラトリアム。脇に出てくる出演者が、いちいち面白かった。中

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PATi-PATi×GB 『THE GREATEST HITS』supported by Live TOMATO”あの頃”の豪華なメンバーのヒット曲をつまむ。爆風とかKohhyは期待通り良かったし、辛島さんと平松さんが期待以上の迫力。ミッチーが歌ってた頃、なんかデジャヴを感じてたのが、マツボーだ

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『平成中村座 十月大歌舞伎 第二部』@平成中村座浅草寺裏に仮設された芝居小屋で、江戸の歌舞伎見物のようなお楽しみ。綾の鼓も唐茄子屋も、現代風の物語で肩ひじ張らずに見ていられる演目。クドカンの唐茄子屋は、演じるほうも観るほうも本当にただただ楽

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ポー(観劇メモ)
2022年10月01日21:26

『天の敵』@本多劇場イキウメ版インタビューウィズバンパイヤ。ALSを患ったライターが「吸血鬼」ではなく「飲血者」の不思議な人生を聞く物語。日光が苦手なのは「太陽」のノクスのようだけど、それを克服してしまうというのは、さらなる進化。浮世離れとい

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『ドードーが落下する』@KAATた組。やはり静かで暗い。コミュニケーションとは何だろう。時系列のリフレインや複層が面白い。平原さんの普通な狂気と、藤原くんの驚異的な優しさ。どちらも怖い。あとハラちゃんは普通にキモい。帰り道に虫の声、秋だ。

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チョロ(観劇メモ)
2022年09月17日22:34

『夜の女たち』@KAAT終戦直後の大阪の、夜に生きる女たちの音楽劇。何故だか誰にも共感できなかった。その時代を知らないから、なのか自分は男だからなのか。前田敦子が相変わらず残念。発声するときに息が漏れすぎて全てが喘ぎか悲鳴にしかなってない。だか

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『気づかいルーシー』@パルテノン多摩大千秋楽ながら東京公演が全部中止の8ステージ目。馬役が大鶴佐助に変更して、少し胡散臭さがマイルドに。会場も大きいホールだからか、セリフや歌詞が反響しすぎて聞き取りづらかったり、笑いどころも何となく薄まって

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くろこ(映画メモ)
2022年09月03日21:14

『神田川のふたり』@池袋お互いを思いあっている高校生男女。中学時代の同級生の葬儀帰りに神田川沿いで始まる、彼らの小さなロードムービー。タイトルまで30分以上の長回し。パントマイムでコンビニを表現したり変な神様や黒子が出てきたり、不思議な味わい

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さかきばら(観劇メモ)
2022年08月27日17:31

『VAMP SHOW』@パルコ劇場前回の再演はチケット取れず、20年越しの初見。三谷風味は思ったより薄め。コメディタッチで進む話が、徐々にホラー味を増していく感じが獣シリーズを思い出させた。過去の記録だと、成志&古田は初演メンバーだったりもする。久保田

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『あつい胸さわぎ』@スズナリiakuは2公演目。横山さんの作品だと、昨年の「目頭を押さえた」も含めれて3本目。毎回、絶妙にセンシティブなモチーフをわりと軽妙な会話で描いていくことで、観た後にじわじわと余韻が広がってくる。今回は「胸」がテーマの女性

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バルセロナ(Liveめも)
2022年08月07日21:28

『永井真理子 Re-Birth of 1992』@KT Zepp 横浜30年前の8月、横スタLiveのセットリストをバックバンドメンバーも含めてそのまま再現。日本の女性アーティストで初めての横スタだったらしい。その頃の自分は、田舎の受験生だったから予備校の夏期講習に通って

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『PLAN 75』@新宿高齢化問題への解決策として75歳以上になるとみずから死を選べる「PLAN75」が導入された社会。サービスを受けようとする人、提供する人それをサポートする人の視点から、それぞれが少しずつ交差しながら描かれる。姥捨ての考え方と何ら変わら

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『スルメが丘は花の匂い』@紀伊國屋サザンシアター吉岡里帆主演。岩崎う大の脚本、リズムがコントっぽくて吉岡さんのコメディエンヌというか説明口調の語り部芝居にマッチしていた。みんな誰かの物語の登場人物。きちんと記憶に残るキャラクターになれたか。

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『ピーチオンザビーチノーマンズランド』 @ウェストエンドスタジオ狂愛と共生の三部作、第二弾。男女逆転のA・Bキャストを連続で観劇。愛とか、性欲とか、恋とか、セックスとか。性、指向、倫理観、生育環境、そしてタイミング。その少しのずれによって、関

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『夜明けの夫婦』@下北沢ここ数回とはうってかわって、艶笑もの。城山羊の会の山内さんの久々の映画。子どものいない2世帯家族inコロナ禍。もともと、若干ずれた感じの人が出てくる山内脚本ではあるけど、世界が少しずれるともっともっとおかしくなる、とい

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スキップ(映画メモ)
2022年07月20日22:22

『こちらあみ子』@新宿3連続でコドモもの。いわゆる変わった子にまつわる家族や周りの人たちの話。ややポエティックな描写もあるけど、事柄を全く美化していなくてよい。あみ子の事も、魅力的ではありつつしっかりと迷惑な子どもに見せてるし。原作にないラス

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サイダー(映画メモ)
2022年07月18日15:24

『幻の蛍』@新宿離婚して離れ離れに暮らす姉妹が、蛍を見に行く話、というよりは、中二の女子が夏休みにちょっと変わる話か。監督自身がトトロっぽくしたかったというだけあって、二人の雰囲気も成長した五月とメイという感じはあった。見た目はお姉ちゃんの

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ハレー(観劇メモ)
2022年07月17日17:59

『ザ・ウェルキン』@シアターコクーン吉田羊&大原櫻子のW主演。妊婦は死刑にしない、という法の下で、死刑宣告された娘が本当に妊娠しているのかを判断するために寄せ集められた十二人の陪審女性。助産師でもある吉田さんが、妊婦として死刑から逃れさせよ

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ママゴト(映画メモ)
2022年07月13日21:32

『ラストサマーウォーズ』@吉祥寺きのうは大雨で大変だった入間が舞台の少年少女夏休みムービー。打ち上げ花火とか七日間戦争とか、NHKの子供向けドラマシリーズのように既視感満載で、絶対に期待と予想を裏切らないテンプレ&ご都合&スピーディー展開。ま

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