岩手に出張してきた。ちょっと仕事の合間に時間があったので、盛岡から足をのばして海岸沿いの宮古という街へ行ってきた岩手という場所は無茶苦茶広くって・・・海岸沿いはリアス式の入り江があり、海岸線がゴジラの背びれのように入り組んでいる。まさ
街はクリスマスムード一色である。一色というのは全くもって適切ではなく、クリスマスのシンボルカラーは緑、赤、白のトリコロールである。その三色を基調に配色するとクリスマス気分になるその由来は純潔の白、自然の緑、あと赤はキリストの血
閖上の歩道橋がとり壊された。この歩道橋は震災当時、津波を逃れた人達が逃げ込んで多くの生命を救ったいわくつきの歩道橋である。さて、この歩道橋がとり壊されたことにはどういう意味があるのか?あるいは震災から7年も経とうとしているのにいつまでも残っ
僕の大好きなくら〜〜〜りネット♪パパからもらったくら〜〜りネット♪っていう童謡がある。まあ・・・ナンセンスソングであるが・・・被災地の闇の中で星を撮ろうとインターバルかけて撮っていたら・・・強風で三脚が倒れ・・・ボッキリいっちまった!!これ
日々の雑感である。大きく言えばTPOについてという事になるんだろう・・・最近、ちょっと知り合いの依頼でとある温泉宿のプロデュース的な事(?)をやっているまあ、リノベーションである。何人かの専門家のような人達が集まってあれこれと自分の専門
エコー&バニーメンのバック・オブ・ラブである。「愛の裏返し」とでも訳すのであろうか?このエッジの効いた曲はアルバム「ポーキュパイン」に入っている。ポーキュパインというのは日本語でヤマアラシの事だ。「ヤマアラシのジレンマ」というのがある。二匹
モーマスの1999年の夏休みで始める。この寒い冬になんでか?というと、これは映画の主題歌なんだけど舞台が北海道だからだ。北海道を歌った曲で一番好きなのだ不動の二位は森進一の襟裳岬である。襟裳岬の歌詞が大好きなのだ。「襟裳の春は何もない
秋田から奥羽本線を新潟方面へ日本海沿いを南下すると・・・象潟という町につく大きな町ではないのだが・・・大きな山がある。山の名を鳥海山という。秋田と山形に跨り・・・なだらかな稜線の裾野は日本海へ溶けている。この地域は19世紀の初頭に鳥海山の噴
ものの見方の話をする。今回、秋田に行ってまず考えたのは、北朝鮮問題である。ここ最近、北朝鮮問題と言えば、Jアラートに代表される、或いは核実験等またもし北朝鮮が崩壊したら、発生するであろう難民問題といった具合に「未来」に起こりうるあの国の動向
ほぼ毎日写真を撮る。被災地も撮れば・・・普通に街も撮る。普通に街?いや違う。普通の街を普通じゃなく撮る人も撮ればモノも撮る。風景も撮るし時には身近にあるものも撮る。写真はライフワークである。震災以降そう決めて手当たり次第、特にテーマ
カラーフィールドのキャッスル・イン・ジ・エアーである。80年代、スペシャルズとしてマッドネスと人気を二分したイギリスに人気スカバンドのボーカル、テリーの3つ目のバンドだ。この「キャッスル・イン・ジ・エアー」というのは日本語にすると「砂上の楼
ここ数日間調子が悪くって・・・当然、行動半径も狭いので身近にあって、目に付いたものを写真に撮る。別に具合が悪いなら、寝てりゃあいいんだろ!とも思うのだが・・・スナップはライフワークと決めているので撮る。これが非常に面白くってたった2℃体温が
先日の事・・・朝ふとお粥を作りたくなって・・・キッチンへ。何となく体調がすぐれなくて・・・仏壇にあげて食べるのを忘れてた林檎・・・いつ切ったんだろう?干からびている梨・・・その朽ち方が何となく美しく思えた・・・エリック・サティに干からびた胎
木村伊兵衛さんの「板塀」という作品である。木村伊兵衛さんと言えば、日本の写真界では土門拳さんと並ぶ2大巨匠である。木村さんはこのパッと見、よくわからない変なアングルの写真こそが自分の転機であり傑作だという。木村さんが世間的に評価されたのは、
青が争うと書いて「静」最近とても好きな写真家・・・齋藤陽道さんの写真だ。齋藤さんの写真には独特のトーンがある。トーンというのは音でいえば音色・・・ビジュアルでいえば色調・・・齋藤さんの写真にあるのは「無音」の通奏低音だ。それは深い悲しみと深
台風が近づいている・・・ここんとこ雨ばかりである・・・夜、街中で雨になると僕は必ずといっていいほどある古い映画を想いだす。「二つで十分ですよ!わかってくださいよ!」でお馴染み(一部コアなSFファンの間では・・・)のリドリー・スコットのブレード
ハロウィンである・・・トリック オア トリートお化けの仮装をして子供たちがお菓子を強請る・・・そんな習慣僕が子供の頃はなかったなあ・・・今、日本のハロウィンは凄い事になってるらしい・・・それ自体別にいいんだけど・・・仮装・・・コスプレ・・・
すぐ影響を受けるので・・・最近よく見るのが小島一郎さんという人の写真集。雄大な青森の自然・・・真似てみた!やっぱり形だけじゃあだめなんだなあ・・・とつくづく感じた子供の頃、アングラ芸術というのに嵌っていて・・・いわゆる高度成長の影の部
秋たけなわである。いや・・・まだ何となくそこかしこに夏の余熱も残っている。秋のとば口っていうところか?僕はこの季節の夕方の斜光が好きだ。よく秋は空気が透き通っていて、空が高いなんていうけど・・・それは本当だ年がら年中写真を撮っていれば
歌ではなく歌い手である。街とはインフラや建物ではなくそこに住む人である。どうやらそんな結論になりそうだここ最近、街や地域社会、インフラのデザインを考えている。別に実際に僕がデザインして街づくりをして行くわけではないが僕も街の住人、街づ
袖振り合うも他生の縁という言葉がある。それはおそらく仏教に由来する言葉だとは思うのだけれど・・・人と人との出会いを大事にしなさいという意味なんだと解釈している。とりもなおさず、それが社会だと思うし・・・「袖振り合う」という言葉にあるように衣
被災地で夕方になると、太陽までの真っ直ぐな光の一本道が出来る「天使の轍」という光学現象はここ最近めっきり見られなくなった・・・それは被災したガラスの破片がキラキラと光る現象だ。それはずっとそれを表現したくて被災地に通ってた僕には、ちょっと寂
きっかけは石巻アート・フェスで見たこの作品である。この作品は身体の部分の縞は地層の堆積であり、角が木々の見立てである。つまり牡鹿半島の風景の見立てになっているのだ。その発想力にも驚かされたけど、もっと驚いたのが鹿そのものであるつまり、
先日の事・・・仕事が終わってから被災地に行った。お彼岸だからね・・・ミニ三脚をたてる。カメラはペンEP2だ。レンズは12mm~40mmのプロレンズF2.8通し・・・大三元っていうのかな?まあ、カメラの事あんまり知らない人が読んだらただの呪文だ。読み
うちの近所に小さな滝があって、都市伝説で「天使が出るとか」「マリア様が現れるとか」或いは「ヘッドライト先に女の幽霊をみた」とか・・・まあ、確かに見えなくはないなあ・・・なんとなくそれらしく撮れたからそれでよし( ̄ー ̄)ぼくにとってはそれでよし
ゴッホのテレビ番組を見てたら無性に絵が描きたくなったただそれだけのことなのだが・・・100円均一のクレヨンで描く。発色が良くない分、重なった部分がよく馴染む。光の三原色RBG・・・赤、青、緑色の三原色YMC・・・イエロー・マゼンタ・シアンそれ
aikoのカブトムシは名曲じゃのうというわけでその歌の世界をスナップ写真で表現してみたのじゃタイトルは「こうよう」・・・「紅葉」と「高揚」にかけたのじゃ・・・「深まる」というのも候補に考えた。他の季節はやってきては去っていくのに、
ブレッドのイフだ。常々、名曲だなあと思っていて・・・その世界観を作品にした。被災地で抱き合う子供の遺体が見つかったニュースにインスパイアされた。残酷な表現かもしれない。それでも作らずにいられなかった。「抱き合った幼児の遺体」言葉ではただそれ
日曜日に定禅寺ジャズフェスに行ってきたお伴はペンタックスのこのカメラだ( ̄ー ̄)このカメラは震災のあった年の夏に拾ったものだ。当時でも古くてジャンクで1500円くらいだった気がする。僕がジャンクに嵌ったきっかけを作ってくれた大事