数年前の冬、ストーブ列車で青森の五所川原から太宰の故郷金木まで行ったことがある。とても寒い日で地吹雪が舞っていた。ストーブ列車の中は、みんながスルメを焼く匂いや、日本酒の匂いあるいは石炭ストーブの燃える煤の匂いが充満し明らかに1と2の酸化炭素
クリスマスである。今年の12月はいつになく忙しくって大まかに僕は、前半は秋田で過ごし、半ばに東京で過ごして、後半は仙台・・・そして大晦日からは福島で過ごすつもりだクリスマスムードっていうのは人類史上最大の「反戦キャンペーン」という持論
その昔、バンドエイドというのがあって1980年代に「ドゥ・ディ・ノー・イッツ・クリスマス?」というアフリカの飢餓救済のチャリティレコードを作った事がある。それはアメリカに飛び火して、「ウィ・アー・ザ・ワールド」になり、ヒット中の映画 「ボヘミア
お気に入りのスナップ「福島のシンデレラ」である。今から数年前、福島で仲間たちとスナップをしてた頃、新幹線の終電を逃し友人達と夜明かしをしてた記憶がある。その時撮った路地裏のスナックの階段だ。12時の閉店のシンデレラだ。カメラはペンのEP-2 レン
ガラスのジェネレーション♪さよならレボリューション♪というわけで佐野元春さんのこの曲が流行ったのは僕が中学の頃で、僕等のアンセムだった。例えば、もっと前の世代ならばザ・フーの「マイ・ジェネレーション」であったり、もっと後なら渡辺美里さんの「
1977年頃、ロンドンパンクが生まれた。パンクのルーツは諸説あって、1976年頃ニューヨークパンクが生まれ、ロンドンに飛び火したという説が有力だ。とにかく日本に入ってきたのはロンドン・パンクだった。1978年くらいじゃないかなぁ?ロンドンパンクというと
風土の話をしたい。秋田の風土についてだ。こんな写真がある。ただの一本道のツマラナイ写真に思えるかも知れない。でも秋田を知ってる僕には極めて秋田らしい風景に思える。どういうことか?というとこういうと、山の中を一直線にぶち抜く何十キロもの農道な
毎年、年末から正月近くになると干支を意識するようになる。申午酉そして今年は戌・・・そう、毎年ろくに書きもしない年賀状用のポストカードを作っているのだ( ՞ਊ ՞)来年はイノシシかあ・・・こいつが結構厄介である。辰と
ウラジミール・ホロビッツの晩年のピアノ演奏が大好きだ。若い頃は超絶技巧なんて言われていたのだが、晩年は枯れたというか淡泊というかなんというか非常に淡々としているが深い味わいがある。クラシックやジャズの演奏者がスタンダードや古典を自分流に演奏
映画ボヘミアン・ラプソディに感動したこの映画にはロジャーやブライアンなんかも関わっているみたいだから、かなりインサイド・クイーンの史実にリアルな内容なのだろう・・・だけど、リアルタイムに外から見ている僕等ファンには当時、全く想像つかな
被災地の廃屋にピンナップされた写真の断片である。まわりは朽ち剥がれ落ちた。恐らく昭和初期だろうか・・・少年たちが写っている。この写真を見てると僕は非常に奇妙な気分になる。どういう事か?というと時間の遠近が狂っているからだ。つまり、この写真が
先日の事、ちょっと煮詰まってしまい・・・うちからほど近い名取市閖上に真夜中に車で出かけた。本当は自転車で行きたいところだが、まあこの際、自転車だろうが自動車だろうがそれは手段なので、どちらでも構わない。目的は閖上の「港」に行くことなのだから
壁にかけられた一枚の写真・・・懐かしいトンプソン・ツインズである。これは音楽的にもエヴァー・グリーンだとは思うけど、「無人島アルバム」ではなくって僕にとっては80年代を思い出す「岸辺のアルバム」だ今から数年前、そう震災後から2
岸辺のアルバム問題である。古いドラマで水害にあった家から人は何を持ち出したいのか?という話・・・僕は元々、人々が津波で被災した家屋からアルバムを持ち出す・・・或いは原発の警戒区域から何を持ち出したいのか?そんなとこから写真の意味を考えて、自
震災直後の名取市閖上だ。ものの見事に何にもない。ガレキすら土砂に埋まり、海水は津波が引っ掻いた爪痕に溜まっている。これはいつの頃だろう・・・春先だった気がする。土砂やガレキが大分撤去されて道がある。何故かよくわからないけど山羊が放牧されてい
本質とは何か?という話。折紙作品を作っている。折紙作品というのはエッジが立つ、即ち「角が立つ」事が大事で・・・「角が立つ」ためには実は「折り目正しく」する必要がある。また面白いもので・・・それはどんなに技巧を凝らせていっても「感動」には届か
どう?どう?っていきなりどう?って聞かれても何が何だかの中村一義君なんだが・・・この曲の原型って多分、キンクスのウオータールー・サンセットだと思うのだが、とてもよくできたポップスだと思う。この曲の歌詞は物凄く難解で、決して難しい語彙を使って
アーリー♪サマー・サニー・サンディ♪とフリッパーズ・ギターのいとこが来る日曜日であるまあ、実際にいとこといってももういい歳なのでこんな爽やかなメリー・チューンの世界じゃないし・・・最近はお互い何かと忙しく疎遠になってしまい・・・まあそ
昨年北海道に行った時に色々とお世話になったコーディネーターのK氏・・・昼間は仕事に追われていて、なかなか連絡もとれないのだが、先日ちょっと昼に話せる機会があって・・・「ガソリンが上がっちゃってさあ・・・本州って今いくら?・・・ああ、こっちは
相変わらず北海道中心の生活をしている。北海道支援というか・・・まあ、そんな大げさなもんじゃなくて、北海道産で賄えるのであればそれはもうそれでいいのではないか?生活習慣としての北海道であるそんなこんなでインドネシアで地震があったりして・
ブルー、レッド、イエロー♪スクランブル交差点♪というわけで浜田省吾さんの「風を感じて」である通勤用のクロスバイクを新調した。イタリアのビアンキというメーカーのチエレステ(青空)カラーである。なんとなく自転車は青と決めている。風を感じて
秋田の大仙市からこけしが送られてきた暫く意味が分からなかったのだが・・・添えられた手紙で合点がいった。随分前に秋田のにかほ市に池田修三さんの展覧会を見に行った時、宿にその日撮った写真を飾っていただき・・・その際、宿に飾ってたあったこけ
トンボと鷺である。お互いに反対側に飛んでいた。何となく秋だなあ・・・と感じた瞬間だった。ふと考えた。時間というものは基本的に一方通行なのだけど・・・季節てヤツは北から来り、南からきたりするんだなあって事だ。それは「時空」で括られているといえ
オブラートに包(くる)んだヒューマンタッチやり場のないよなブロークン・ハートというわけで吉川晃司さんのハロー・ダークネスって曲なんだけど・・・この曲のタイトルは多分サイモン・アンド・ガーファンクルのサウンズ・オブ・サイレンスの歌詞から「連想」
北海道が限られた電力をみんなでシェアしている。まあ、復旧作業の為に電力というのは不可欠なんだけど、供給が限られているのでみんなでシェアするのは致し方ない。観光の目玉である函館の夜景も・・・何とも切ない。そういえば、東日本大震災の時もそんな事
極私的な日々の雑感を書かせていただく。ご容赦願いたい。度重なる自然災害・・・依然として昨年お世話になった北海道の方々とは連絡が取れない。だけど、僕には確信がある。北海道の人々はあんな自然災害には挫けない。僕が毎年、北海道を訪れるのは冬の寒い
ブラキストン線というものがある。それは北海道と青森の間、即ち津軽海峡にある。別名、津軽海峡線である。中学生の頃の地理か生物で習った。中学生だったから理科か社会か・・・それすら曖昧なのだが、そのあたかもヒーローの必殺光線のような「ブラキストン
星野源さんの「アイデア」という曲にやられた。この曲何が凄いって、1番がバンド演奏で2番はエレクロニクス・・・最近のダンスミュージックになって3番になるとアコースティック、最後はそれが混然一体となる・・・これがありそうでなかった例えば、
気仙沼である。先日、宮古で作品の展示会をやった帰りに立ち寄って献花してきた。「いったい、いつまで震災震災っていってるんだ。もう、いい加減に忘れて前向いていこうぜ」なんてことをいう人がいて・・・それは月命日や3.11あたりになると報道番組で震