先日の事・・・朝ふとお粥を作りたくなって・・・キッチンへ。何となく体調がすぐれなくて・・・仏壇にあげて食べるのを忘れてた林檎・・・いつ切ったんだろう?干からびている梨・・・その朽ち方が何となく美しく思えた・・・エリック・サティに干からびた胎
木村伊兵衛さんの「板塀」という作品である。木村伊兵衛さんと言えば、日本の写真界では土門拳さんと並ぶ2大巨匠である。木村さんはこのパッと見、よくわからない変なアングルの写真こそが自分の転機であり傑作だという。木村さんが世間的に評価されたのは、
青が争うと書いて「静」最近とても好きな写真家・・・齋藤陽道さんの写真だ。齋藤さんの写真には独特のトーンがある。トーンというのは音でいえば音色・・・ビジュアルでいえば色調・・・齋藤さんの写真にあるのは「無音」の通奏低音だ。それは深い悲しみと深
台風が近づいている・・・ここんとこ雨ばかりである・・・夜、街中で雨になると僕は必ずといっていいほどある古い映画を想いだす。「二つで十分ですよ!わかってくださいよ!」でお馴染み(一部コアなSFファンの間では・・・)のリドリー・スコットのブレード
ハロウィンである・・・トリック オア トリートお化けの仮装をして子供たちがお菓子を強請る・・・そんな習慣僕が子供の頃はなかったなあ・・・今、日本のハロウィンは凄い事になってるらしい・・・それ自体別にいいんだけど・・・仮装・・・コスプレ・・・
すぐ影響を受けるので・・・最近よく見るのが小島一郎さんという人の写真集。雄大な青森の自然・・・真似てみた!やっぱり形だけじゃあだめなんだなあ・・・とつくづく感じた子供の頃、アングラ芸術というのに嵌っていて・・・いわゆる高度成長の影の部
秋たけなわである。いや・・・まだ何となくそこかしこに夏の余熱も残っている。秋のとば口っていうところか?僕はこの季節の夕方の斜光が好きだ。よく秋は空気が透き通っていて、空が高いなんていうけど・・・それは本当だ年がら年中写真を撮っていれば
歌ではなく歌い手である。街とはインフラや建物ではなくそこに住む人である。どうやらそんな結論になりそうだここ最近、街や地域社会、インフラのデザインを考えている。別に実際に僕がデザインして街づくりをして行くわけではないが僕も街の住人、街づ
袖振り合うも他生の縁という言葉がある。それはおそらく仏教に由来する言葉だとは思うのだけれど・・・人と人との出会いを大事にしなさいという意味なんだと解釈している。とりもなおさず、それが社会だと思うし・・・「袖振り合う」という言葉にあるように衣