mixiユーザー(id:28703480)
2017年11月06日20:59
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キャッスル・イン・ジ・エアー
カラーフィールドのキャッスル・イン・ジ・エアーである。
８０年代、スペシャルズとしてマッドネスと人気を二分したイギリスに人気スカバンドのボーカル、テリーの３つ目のバンドだ。
この「キャッスル・イン・ジ・エアー」というのは日本語にすると「砂上の楼閣」とでもなるんだろう・・・これから書くことに関係があるようなないような・・・ちょっと哀愁のあるタンゴのようで、演歌のようで・・・まあ、今の季節にあうかなあと・・・
そういえば「愁」という字は「秋」＋「心」なんだねえ
先日、名取に行った時・・・アヤトリスト・ボーイに会った！！
「どーだ！」
「どーだ！」
あたりかまわず、「どーだ！」と見せる・・・
うーーん、なかなかやるじゃん(￣ー￣)！としか反応できん・・・
おしゃれピクなうって・・・
名取市閖上だけで、何百人も亡くなっているのに。
時間がたったんだなあ・・・と思う。
思わず口をつく言葉・・・やれやれ・・・
やれやれは村上春樹の常套句だっけ・・・
被災ピアノに映ってる・・・
親子の姿・・・
名取の閖上と言えば・・・数年前はこんなんだった・・・
あの頃のひりついた感じはほぼ無い。
翌日は亘理に行ってきた。
お！空港に降りる飛行機が写ってた
カレイ祭りである
こいつずっと挟まって遊んでる・・・
うーむ、アヤトリスト・ボーイにハサマリスト・ガール
子供っていったい(￣ー￣)・・・
震災後出来た学校だ。
一階の部分が波を逃すように、高床になっている。
この高床式の波上の楼閣は他にはあまり見られない建築様式で、子供の未来都市の絵から作られたという。
子供発想も馬鹿には出来ない。
っていうか子供ってすげ〜なぁと改めて思う。
世知辛いリアルの隙間にすっとはまり込む
大盛況である
地元のロカビリーバンドも良かった・・・
ジーン・ビンセント、チャック・ベリー、リトル・リチャード、バディ・ホリー、本当に素晴らしかった
僕はアメリカの最大の発明はロックン・ロールだと思っている。
これはいたって本気で、黒人のブルースが白人のヒルビリーと融合し、ロカビリーとなる。ロックンロールの幼体だ。
人種の壁を壊し、エンターテイメントに昇華したのだ。
それはベルリンの壁崩壊よりずっと前の事だ。
そして、人種の「間」にあったのは物理的な壁ではなく、歴史を背景とした精神的な壁だ。
同じ「空間」で同じ「時間」の中、アメリカ南部のメンフィスあたり、狭い「世間」に産まれた流行歌だ。
いいたい事は結局、「間」という事になる。
それは一瞬の「時」を「時間」にする。
或いは逆に捉えどころのない悠久の「時」でもいい。
個としての「人」を・・・
「人間」にする。
「空」は・・・
「空間」になる。
「世」は・・・
「世間」になる。
それにしても随分時間が経ったなあ・・・
時に「間」をとりながら・・・
時に「間」を詰めながら・・・
それでも人生なんて過ぎてしまえば一瞬なんだろうなあとは思ったりもする。
ただ、こうも考える。
「間」とは「限り」があるから出来る。
「間」は無限の中には存在しない。
つまり始まりと終わりの隙間である。
砂上の楼閣・・・それでも作りなさいってなんとかキースって人の「逆説の十か条」とかに在った言葉を思い出した。
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