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日記一覧

グランドホテル
2017年06月25日18:27

『グランド・ホテル(Grand Hotel)』、1932年、米国。エドマンド・グールディング監督、グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、ジョーン・クロフォード、ら。宝塚ミュージカルで観た今年3月を思い出しながら鑑賞しました。落ち目のバレリーナのグルシンスカヤを

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幕末太陽傳
2017年06月21日07:45

昨夜、『幕末太陽傳』、1957年公開映画を元にした宝塚ミュージカル、東京宝塚劇場にて。脚本は田中啓一、川島雄三、今村昌平。品川の遊郭、相模屋を舞台にした名作だとの映画はまだ観た事はないが。宝塚歌劇の場合、出演者達の背格好が似通っている為、登場人

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恋多き女
2017年06月19日07:55

『恋多き女(A Woman of Affairs)』1928年、米国、ジョン・ギルバート、グレタ・ガルボ、ドロシー・セバスチャン、ら。このサイレント映画でもグレタ・ガルボは魔性の女を演じていました。周りを惑わせ、人の運命を狂わせ、最後は自分自身が自動車事故死で一連

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肉体と悪魔
2017年06月18日18:59

『肉体と悪魔(Flesh and the Devil)』1927年、米国。ジョン・ギルバート、グレタ・ガルボ、ら。友情に割って入った魅惑の女がグレタ・ガルボで、最後は冬の氷が割れて、呆気なく溺れてしんでしまうんですね。初めてグレタ・ガルボの映画、それも無声で観まし

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花束
2017年06月17日16:22

「Flowers (LOREAK)」2014年、スペイン、バスク語、 フィルムセンターにて。ジョン・ガラニョ監督、ホセ・マリア・ゴエナガ、ら。懇願されて大学医学部の実験材料にと提供してしまった遺体の扱われ方と遺族の心境、息子であり旦那である男が死んでもなおも仲

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ローマ法王
2017年06月17日14:10

「ローマ法王になる日まで」(Chiamatemi Francesco - Il Papa della gente)、2015年、イタリア、ヒューマントラストシネマ有楽町にて。イタリア系アルゼンチン人の神父がローマ法王にまで上り詰めて出世していく様はサクセスストーリーとしては興味深いですが

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エディット ピアフ
2017年06月12日19:49

「愛を生きた歌姫エディット ピアフ〜愛の讃歌〜(La Môme/La Vie En Rose)」2007年、フランス、を観ました。また、フランス国内でテレビ放送されたと言われる40分館のドキュメンタリーも合わせて観る機会を得ました。調布市たづくり、にて。実際のエディ

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花と革命
2017年06月09日07:42

以前にテレビで観ていた竹内憲治さんの生きざま、本で読みたいと思っていましたが、やっと読む事が出来ました。「花と革命」竹内憲治著〜キューバ革命を生きた日本人園芸家の手記〜、昭和52年、学苑社。キューバに渡る前、竹内さんは神戸近郊で養豚場や園芸場

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伝えられた事
2017年06月08日21:18

文学、音楽、舞台、映画、絵画、、どんなジャンルであろうとも、人に何かを伝える側があの世に旅立っても、文化遺産としてこの世の中に作品が残り続ける限り、残された我々は取捨選択しながらそれらのかなりの部分を味わい続ける事が出来る非常に便利な時代に

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アインシュタインと?
2017年06月08日20:52

千住真理子さん三兄弟がバイオリンを始めたのは、千住さん達のお祖母さんが船でドイツへ渡る時、たまたまアインシュタインと同船しており、バイオリンが得意だったアインシュタインが看板で毎夕のようにバイオリンを弾いており、千住さんのお祖母さんがいつも

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ヴォイチェフ
2017年06月08日20:41

京橋のフィルムセンターにて〜「ヴォイチェフ(Vojtech)」 2015年、スロヴァキア、ヴィクトル・ツダイ監督。電話セールスの契約社員であった50歳前の男が離婚し、職を失いながらも、鳩飼いを心の癒しにしながら生き甲斐を求める。。向かいに住むけたたましい夫

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テキールの奇跡
2017年06月08日20:39

京橋の近代フィルムセンターにて。「テキールの奇跡(Miracolul din Tekir)」 2015年、ルーマニア、ルクサンドラ・ゼニデ監督。黒海沿岸のドナウデルタで「黒い泥」を用いて病を癒すという不思議な女の物語。悪魔が乗り移った女だとして漁村を追われたマラは、

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制服の処女
2017年06月08日20:34

『制服の処女(Ma¨dchen in Uniform)』レオンティーネ・ザガン(Leontine Sagan) 監督。1931年、ドイツ。主演はドロテア・ヴィーク(Dorothea Wieck)、ヘルタ・ティーレ(Hertha Thiele)。作る側も演じる側も女性だけだったとされる珍しい作品。女子学校寄宿舎の

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聖メリーの鐘
2017年06月08日20:32

『聖メリーの鐘』(The Bells of St.Mary's、1945年)。新任神父のビング クロスビーが、初期の肺炎を発症したイングリッド バーグマンを、医師の指導の元に乾燥した温暖な南部へ転任させる。医師からは言うなとされていたが、嘘を付き続ける事の出来ないビン

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2017年06月08日12:28

『馬』1941年、脚本&監督 山本嘉次郎、助監督 黒澤明。差し歌である「めんこい仔馬」はかなり以前に、フジテレビのアニメ「ちびまるこちゃん」でも紹介、解説された事があり、その時以来気になっていた作品ではあります。若き高峰秀子が馬に愛情を注ぎ続ける

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浮雲
2017年06月08日12:27

『浮雲』成瀬巳喜男監督、1955年。高峰秀子、森雅之。森雅之の軽さと、高峰秀子の優柔不断さが際立っていましたが、高峰秀子にここまでの役をさせるんですね。小津安二郎が「俺に出来ないシャシンは溝口の『祇園の姉妹』と成瀬の『浮雲』だけだ」と語った、の

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浮草物語
2017年06月08日12:24

目白セミナールームにて、活動写真弁士の語りで鑑賞した『浮草物語』。昭和9年、小津安二郎監督。佐々木亜希子さん。以前、調布市たづくり視聴覚室のLDプレーヤーでは59分を過ぎたところで映像が動かなくなり、 消火不良のままだったので、どうしても最後まで

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日本の悲劇
2017年06月08日12:11

『日本の悲劇』 昭和28年、木下惠介監督。戦後騒乱で暴徒被害にあったような三鷹駅のスチール写真(若しくは 1949年の三鷹事件?)が出てきたり、「北鮮軍続々南下」と一面を飾る新聞が映されたりしています。望月優子もなかなか渋いですね。ここまでリアルな演

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大いなる感情
2017年06月08日12:08

『大いなる感情』(藤田潤一 監督、1941年)。時代を感じさせる国策ですね。原節子がスキーで遭難者を捜索するシーンは全部 実写なんでしょうか? 諏訪湖畔 や下諏訪の街並み、住宅街並みが諏訪神社が舞台で、懐かしく鑑賞しました。道楽で作った兜なんか諏訪

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二人の世界
2017年06月08日12:06

『二人の世界』(島津保次郎 監督、1940年)。原節子の藤田進との共演、板についていました。原節子の和服と洋服、切り替えが新鮮でいいですね。特に、和服はどの映画のどのシーンでも素晴らしく引き立ちますね。父親を思い遣り、心配する長女を演じる原節子

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新しき土 の 真実?
2017年06月08日12:04

「『新しき土』の真実」〜戦前日本の映画輸出と狂乱の時代〜平凡社、瀬川裕司(明治大学教授) 著、2017/04/12初版、 A5 376ページ、を読み終えました。面白かったですね。「新しき土」という作品が生まれるべくして生まれた背景を、私が読んだ これまでの他の

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巨人傅
2017年06月08日08:33

伊丹万作、監督としては遺作、『巨人傅』1938年)、を原節子シリーズが始まる三鷹市芸術文化センターで鑑賞して来ました。「新しき土」で溜まり続けた?ストレスを吐き出したかのような伊丹万作の渾身作です。主演は大河内傅次郎ですが、囚人として、万力の三

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かけ出し時代
2017年06月08日08:30

『かけ出し時代』、1947年、佐伯清監督。目黒のcafeylibrosにて。今朝の上映会はラテン関連サロンだけあって、榎本美佐江の歌う「紫のタンゴ」が一つの焦点でもあったのですが、原節子ファンにとっても貴重な鑑賞会でした社会部新聞記者役の原節子と、見習い

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続 岡田嘉子さん
2017年06月08日08:28

若き日の岡田嘉子さんを数本観て来ただけに、1972年にソ連から(14年間の一時帰国?)帰国した後の年老いた岡田嘉子さんを観るのが恐かったですが。。 。。また二本観ました。岡田嘉子さんの生涯を知れば知る程に胸が痛くなって来ますね。。。。 『男はつらいよ

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岡田嘉子さん
2017年06月08日08:25

岡田嘉子出演作品を三本観ました。。 『生さぬ仲(なさぬなか)』 1932年、成瀬巳喜男監督。原作は大正元年から大ヒットし、これまでに8回もリメイクされていたとは。産みの親より育ての親、という現実に納得させられ、失意と共に女優として成功した米国に再び

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青春放課後
2017年06月08日08:21

『青春放課後』(1963年、里見惇&小津安二郎が脚本のテレビドラマ)。京都弁で甘えを乞う小林千登勢。こんなに素晴らしい女優っぷり、だったとは知りませんでした。。小津安二郎色たっぷりです。必見だと思います

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緑の故郷
2017年06月07日23:17

原節子主演作品、『緑の故郷』(渡辺邦男 監督、1946年)。戦場で捕虜になるよりは自決させてくれ、そして故郷の家族には戦死したと伝えてくれ、という戦友の願いを聞き入れて、手流弾を手渡した男が生き残って男の家族に会いに行きます。「戦友愛を捨てろ」

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嫁ぐ日まで
2017年06月07日21:29

『嫁ぐ日まで』島津保次郎監督、1940年。島津保次郎監督の「保次郎」を、小津安二郎の母親が真似したような解説も書かれていますね。それはともかく、びっくりしたのは杉村春子が女学校の音楽の先生として本人がピアノを弾いているシーン、Frederich Kreisler

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慕情の人
2017年06月07日21:23

原節子のレア作品?、『慕情の人』を観ました。(丸山誠治 監督、1961年)〜ラピュタ阿佐谷にて。迫力の大画面に和服姿、未亡人役の原節子40歳が貫禄の演技。原節子の恋役が三橋達也とはちと役不足か。原節子の義理妹演じる白川由美はまだ20代か。原節子が取

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「アメリカにおける公共性、革命、国家」金井光太朗著、1995年、木鐸社、257ページ、を読み終えました。ピルグリムファーザーズの時代から独立戦争直前までの米国成り立ち初期の様子を少し深く学べたような気がします。

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