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2017年06月08日20:41

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ヴォイチェフ

京橋のフィルムセンターにて〜
「ヴォイチェフ(Vojtech)」 2015年、スロヴァキア、ヴィクトル・ツダイ監督。
電話セールスの契約社員であった50歳前の男が離婚し、職を失いながらも、鳩飼いを心の癒しにしながら生き甲斐を求める。。向かいに住むけたたましい夫婦に翻弄されながら、男は女友達を探します。どこの国にもある離婚と失業というテーマを扱いながら、一方で救世主イエスキリストを心の支えにする女性が世俗にまみれていく、、という見過ごせないテーマも抱えた映画です。。撮影場所となっていたスロバキアの首都ブラチスラヴアは社会主義時代に伝統ある建造物が壊されたりしたのが残念です、とは舞台挨拶に来ていた監督の弁。1980年代に一週間程、スロバキアの東部にあるフメヌという小さな街でホームステイさせて貰った事がありますが、当時のチェコスロバキア統一国であろうと、今の分離状態であろうと、スロバキア民族が感じているチェコ民族への思いが少しは分かるような気がします。映画中で何度も繰り返された、「Ahoy!」という挨拶に当時の体験が懐かしく甦って来ました。
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